自律移動ロボットMighty
2020-09-18 06:00:02

Mightyのデモが話題!自律移動ロボットの新しい実力が見えたイベント

自律移動ロボットMightyが魅せた新たな可能性



最近、東京都大田区の HANEDA INNOVATION CITYにて、自律移動ロボット「Mighty」のデモンストレーションが行われ、注目を集めました。このイベントでは、Mightyが実際に荷物を搬送する姿が披露され、多くの来場者を魅了しました。

自律移動ロボットMightyの特長



Mightyは、惑星探査ローバの技術を応用して開発された搬送用の自律移動ロボットです。電動車椅子よりも小型というコンパクトなサイズながら、驚くべき30Kgの荷物を運ぶことができる能力を持っています。また、20cmの段差を容易に乗り越えることができるため、様々な環境での使用が期待されています。

このロボットは、工場や作業場間での自動輸送に加え、販売店から自宅への食品・食材の搬送、さらには農場で収穫物を効率良く運ぶ支援が可能です。また、高層マンションや病院、介護施設などでの荷物を非接触で運搬するための理想的なソリューションとなっています。これにより、作業効率の向上だけでなく、利用者の負担軽減にも貢献します。

HANEDA INNOVATION CITYへの訪問



HANEDA INNOVATION CITYは、東京都大田区羽田空港に位置し、アクセスも便利です。東京モノレールや京浜急行電鉄の「天空橋駅」から徒歩で1分という立地で、多くの人々に利用されています。今回のデモに参加した来場者は、多様なロボットや技術の進化を間近で体験し、新たなテクノロジーに触れる貴重な機会となりました。

株式会社Piezo Sonicの挑戦



自律移動ロボットMightyを手がけるのは、株式会社Piezo Sonicです。彼らはファブレスのモータ・ロボットメーカーとして、人に優しいロボットの開発を目指しています。創業者は超音波モータの研究に22年以上従事し、その豊富な経験を基に、高トルクで耐久性に優れた超音波モータを開発・製造・販売しています。

この超音波モータの技術は、モータアプリケーションやIoTデバイス、ロボット開発にも応用されており、特に中央大学との連携による「搬送用自律移動ロボット」プロジェクトでは、月面探査ロボットの技術を一般的な環境に適応させる試みが進められています。これにより、工場での自動搬送や空港での追従走行機能を活かしたロボットの可能性が広がります。

参加者の反響



デモイベント終了後、多くの参加者がMightyの性能に驚き、その活用シーンに想像を膨らませていました。「将来的にはもっと多くの場面で使われることを期待しています」との声も聞かれ、自律移動ロボットへの関心が高まっています。

最後に



Mightyのデモ走行は、自律移動ロボットが将来どのように私たちの生活を支援していくかを示す明確な例となりました。この分野の技術革新が進む中、今後の展開に目が離せません。

会社情報

会社名
株式会社Piezo Sonic
住所
東京都世田谷区粕谷1-15-5
電話番号
03-6379-6020

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