地震被災者支援のための光顔寺の取り組み
2024年1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」は、多大な被害をもたらしました。石川県能登地方を震源にしたこの地震により、人的被害や家屋への影響に加え、多くの墓が倒壊したり破損する事態が報告されています。光顔寺は、北陸最大級の納骨堂事業者として、地域社会に寄り添った支援活動を展開しています。
光顔寺は2016年10月から小矢部市で「越乃國阿弥陀堂」を、2018年10月からは「明照廟堂」を運営。さらに2023年12月には新たに「水月精舎」を魚津市に設置し、プレオープンを果たしました。耐震強化が施された納骨堂は、今回の地震でも被害を免れました。
この状況を受けて、光顔寺は今回の地震で経済的な理由からお墓の再建が難しい被災者へ向けて、以下の支援を行うことを決定しました。
- - 合祀永代供養壇:小矢部市と魚津市の納骨堂でそれぞれ500体、合計1000体を無償提供。
- - お骨の一時預かり:富山市の光明寺で800体、小矢部市の光顔寺で100体、魚津市の本招寺で100体、合計1000体を無償で預かる。
また、支援を受ける方々には、ネットワーク型の参拝システムを無償で利用できるようにする予定です。これにより、家族や友人とお墓を共有し、心の繋がりを持ちながら故人を偲ぶことが可能になります。
提供の受付は2024年1月27日(土)から4月下旬を予定していますが、特に急を要する場合や事情がある方については、それ以外の期間でも対応する考えです。
寒さが厳しい季節にあたるため、地域の皆様が安心して利用できるよう、万全の体制を整えて支援に取り組んで参ります。ささやかではありますが、光顔寺の取り組みが被災者の方々の心の支えになればと願っております。
光顔寺の活動についてご質問やお申し込みがある方は、以下の連絡先までお気軽にお知らせください。
私たちの小さな努力が、大きな支えとなり得ることを信じて、今後も地域と共にある活動を続けていきたいと思います。合掌、称名。