東京都TIB CATAPULTが実現したサステナブルな社会実装の先進事例
東京都港区に本社を置くCIC Instituteが運営するプログラム「Global CityTech Bridge」が、環境に優しい建材の再利用を進めるプロジェクトで社会実装を実現しました。この取り組みは、脱炭素社会の実現に向けた重要な一歩として位置づけられています。
このプロジェクトでは、NewNormDesignが提供するサステナブル建材プラットフォーム「matinno」を駆使し、大阪・関西万博で使用された建材を東京・恵比寿のオフィス改修に再利用しています。サッポロ不動産開発株式会社が所有する「アルカサル」において、株式会社船場が施工を担当し、持続可能な内装デザインを実現しました。
プロジェクトの意義と成果
この取り組みは、単なる資材の再利用にとどまらず、実際の輸送調整や環境負荷の算出までを一貫して行うことで、サーキュラーエコノミーの実現に向けた具体的な道筋を示しています。実証実験では、約475kgのCO₂排出量削減に成功し、施工過程での建設廃棄物削減にも寄与しました。この実績は、「matinno」が如何に優れたマッチングプラットフォームであるかを証明するものです。
CIC Instituteは、今後も社会実装パートナーとの連携を強め、脱炭素や資源の循環に貢献する事業を推進する方針です。また、プロジェクトは2026年に正式にローンチされる予定であり、関心のある企業は事務局へ問い合わせることができます。
各社の声
プロジェクトに参加した企業からは、協働の意義が伝わってきます。NewNormDesignは、リユース資機材のマッチングを通じて、初めての「解体から建設への直接転用」を実現し、これまでのノウハウを持たなかったクライアントが再利用を選択できる基盤を確立しました。サッポロ不動産開発も、物件価値の向上と環境負荷の低減を両立させることに成功したとコメントしています。
このように、複数のステークホルダーが関与することで、持続可能な社会の実現に向けた工夫を凝らした取り組みがなされているのです。
今後の展望と広がり
Global CityTech Bridgeは、東京における実装事例を国際的に展開し、様々な環境問題の解決に寄与することを目指しています。具体的には、スマートシティやモビリティ、エネルギー関連のソリューションを通じて、持続可能な社会の実装を進めていくとのことです。
CIC Instituteは、革新的な取り組みを推進する意欲的な企業を引き続き募集しており、スタートアップとのコラボレーションによって新しい事業を創出していく姿勢を示しています。社会に対する影響を考えると、このような取り組みが今後の経済成長や生活環境の向上にどれだけ寄与するのか、期待が高まります。
プロジェクトの詳細については、3月2日の発表を待つ必要がありますが、すでに多くの関心を寄せられています。新しい価値が築かれる瞬間が待ち遠しいですね。