理経、デジタルツインアセット提供開始
2024-11-13 15:12:44

理経、製造業のDX推進を加速するNVIDIA Omniverse対応デジタルツインアセット「JAPAN USD Factory」を提供開始

株式会社理経は、製造業向けのXR技術開発を行う企業として、国内製造業のDX化を推進するため、デジタルツインアセット「JAPAN USD Factory」を開発した。この製品は、日本の製造現場における設備や資材をデジタル上で忠実に再現することで、製造工程の効率化と生産性向上を支援する。

近年、製造業は競争の激化や人材不足といった課題に直面しており、DX化は急務となっている。デジタルツイン技術は、工場や倉庫などの物理的な空間をデジタル上で再現することで、設計、シミュレーション、運用といった製造工程の各段階における効率化や可視化を可能にする。理経が開発した「JAPAN USD Factory」は、このデジタルツイン技術を活用し、日本の製造現場に特化したデジタルツインアセットとして、製造業のDX化を支援していく。

「JAPAN USD Factory」は、NVIDIA Omniverse™ 開発プラットフォームを活用し、日本の製造現場で汎用的に使用されている物流パレットやラックなどのアセットを忠実に再現している。これにより、製造業者は自社の工場や倉庫を容易にデジタル空間に再現することができ、設計やシミュレーションなどの作業を効率的に行うことができる。

「JAPAN USD Factory」の主な特徴は以下の通り。

1. すべてのアセットは Open USDで開発されており、NVIDIA OmniverseやほかのOpen USD対応ツールとの互換性があり、複数のツールやワークフロー間でのスムーズな連携が可能。
2. 日本の工場で実際に使用されている設備を忠実に再現しており、現場のニーズに基づいて設計されている。
3. 各企業が自由にカスタマイズすることができ、理経が提供するマテリアルライブラリを利用することで、モデルに簡単に質感を付与することが可能。
4. 導入後にも、各企業は自社のニーズに合わせて細かい部分を調整でき、長期にわたり柔軟に運用することが可能。

「JAPAN USD Factory」は、製造業のDX推進を支援する強力なツールとして、今後のさらなる発展が期待される。


画像1

会社情報

会社名
株式会社理経
住所
東京都新宿区西新宿三丁目2番11号 新宿三井ビルディング二号館
電話番号
03-3345-2150

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。