B2B SaaSベンチャー支援サービス「ショットガン」の誕生とその効果

B2B SaaSベンチャー支援サービス「ショットガン」の誕生

2018年、B2B SaaS（ビジネス・ツー・ビジネス・ソフトウェア・アズ・ア・サービス）が注目を浴びる中で、さまざまな業種でデジタル技術の進展が加速しています。しかし、大企業では既存システムの投資回収や社内手続きの煩雑さが障害となり、新たなシステムの導入が進まない状況が続いています。そこでアクシスコーディネート株式会社は、大企業との関係構築のノウハウを活かした新しい支援サービス「ショットガン」を展開しました。

背景と目的

B2B SaaSベンチャーは、急成長を求められる環境下で大企業との取引拡大を目指す必要があります。特に研究開発に力を入れているベンチャー企業では、営業力の不足が目立ち、大企業へのアクセスが考えられない限られた窓口に依存していることが多いです。このため、自社の強みを生かせず、成長に立ち往生してしまうことも少なくありません。

このような状況を打破するために、アクシスコーディネートでは「ショットガン」という独自の戦略を導入しました。これにより、大企業の複数の重要人物へ同時にアプローチし、導入企業側での決定を迅速に進めることが可能になります。

ショットガン手法の特長

一般的なベンチャー企業は、大企業に対しては通常一つの窓口を通じて提案を行いますが、これは大企業の縦割りの組織構造に阻まれ、主要なキーマンに辿り着くのが難しいという問題があります。ショットガンは、この課題を解決するために設計されており、複数の部署に同時に提案を行うことで、導入決定のスピードを劇的に向上させることが期待されます。

実績と根拠

このサービスを実現するための背景として、アクシスコーディネート株式会社の代表取締役、南形氏の豊富な経験が挙げられます。彼は、トヨタ自動車をはじめとするおよそ50社の大企業の役員との関係を構築しており、特に自動車業界において深い知見を持っています。これにより、直接的な交渉力と関係構築を得意とし、B2B SaaSの導入を実現するための強力な基盤を築いています。