DingTalkの新機能
2020-03-04 14:00:31
アリババのDingTalk、新機能でテレワーク支援を強化!
アリババのDingTalkが導入する新機能
アリババグループは、テレワークを必要とする企業に向けて、コミュニケーションツール「DingTalk(釘釘)」の新機能を発表しました。これは新型コロナウイルス感染症の影響を受けた日本企業を支援することを目的としています。
新機能の目玉は、時間制限なく最大302人が参加できるビデオ会議、そして最大1,000人の参加者を可能にするグループチャットです。また、緊急時に重要なメッセージを送るためのグループ通知機能や、12の言語に対応したAI翻訳機能も搭載しており、メッセージのリアルタイムでの翻訳が可能です。
さらに、従業員の勤怠状況を記録するオンライン勤怠記録や、プロジェクト管理ツールも新たに導入され、企業の業務効率をさらに向上させる内容となっています。これにより、チーム間のコミュニケーションがスムーズになり、より効率的な働き方が実現されると期待されています。
DingTalkの最高技術責任者(CTO)、ヒューゴ・ジュ(Hugo Zhu)は、「日本でのテレワーク需要の高まりに応えるべく、使いやすく強力なオールインワンのモバイルオフィス機能を提供します」と語っています。日本国内に支社がある企業にとって、DingTalkは特に効果的なツールと言えるでしょう。
中国では、DingTalkは新型コロナウイルスの発生以来、すでに1,000万以上の企業に導入されています。日本の企業においても、デジタルシフトを進める株式会社オプトホールディングは、ビデオ会議や勤怠管理でDingTalkを活用し、連携を強化しています。
オプトホールディングの執行役員、吉田康祐氏は、「DingTalkは業務に必要な機能が一つのアプリに集約されているため、非常に魅力的です。今後の新機能にも期待しています」とコメントしています。彼の言葉には、利用者のニーズに柔軟に対応し続けるDingTalkへの信頼感が表れています。
さらに、アリババクラウドも新型コロナウイルスの影響下で事業を継続する日本企業を支援するため、クラウドリソースを1,000ドル以上のクレジットを提供するプログラムを発表しました。この取り組みによって、特に研究や関連サービスに関わる企業は、さらなる支援を受けられることになります。
アリババ・クラウド・ジャパンのカントリーマネージャー、ユニーク・ソンは、「クラウドとデータ・インテリジェンスのリソースを提供し、日本企業がこの困難を乗り越えられるよう支援したい」と述べています。このように、アリババグループは、新型コロナウイルスの影響を受けた日本企業を力強くサポートしています。
DingTalkやアリババクラウドのサービスを利用することで、企業はデジタル環境に即した働き方を実現し、経済環境の変化にも柔軟に対応できる力を持つことができるでしょう。今後のテレワーク推進と企業の生産性向上に向けて、DingTalkはますます重要な役割を果たすことが期待されています。
会社情報
- 会社名
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アリババクラウド・ジャパンサービス株式会社
- 住所
- 東京都中央区京橋2-2-1京橋エドグラン27F
- 電話番号
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