インフォブリッジがハッカソン実施サービスを開始
株式会社インフォブリッジマーケティング&プロモーションズは、インド国内でハッカソンやアイディアソンを実施するサービスを開始しました。この取り組みは、日本国内でのオープンイノベーションの推進を目的としており、海外市場への視野を広げて新たな価値の創造を目指しています。
オープンイノベーションの重要性
現在、企業やスタートアップが外部の技術やアイディアを取り込むことで新しい製品やサービスを生み出す「オープンイノベーション」の重要性が高まっています。日本でも多くの企業がさまざまなイベントを通じてこの概念を推進しており、ハッカソンやアイディアソンが盛んに行われています。しかし、イノベーションをさらに加速させるには、国内に限らず海外との連携が必要です。
特に新興国であるインドは、情報技術の分野での優れた人材が豊富で、英語が公用語の一つであるため、国際的なコミュニケーションがスムーズです。インド政府が推進する「Digital India」や「Startup India」といった政策に伴い、産業や学術機関とのコラボレーションが進んでおり、イノベーションの機運が高まっています。ただし、地方や農村部のインフラ整備や金融サービスの拡充など、課題も多いのが現状です。
ハッカソンで得られるベネフィット
インフォブリッジは、インドでハッカソンを実施することによって、以下のようなメリットをもたらします。
1.
異文化の融合による新たなアイディア創出: 日本とインドという異なる文化や社会的背景が組み合わさることで、今までにないアイディアや解決策が誕生する可能性があります。特にインドの独自性ある提案は、日本市場でも有用なリバースイノベーションを生むことが期待されます。
2.
優秀なIT人材との出会い: インドは多くの若く優秀なIT人材を育成しており、このハッカソンを通じて日本企業が即戦力となる人材を発掘するチャンスがあります。また、小規模企業やスタートアップから革新的なソリューションを持つパートナーを見つける場にもなります。
3.
インド市場への進出を促進: ハッカソンを通じて得た成果は、企業のブランドイメージを高め、インド市場への浸透を促進します。
提供されるサービスの特徴
インフォブリッジのハッカソン実施サービスは、長年のインド市場での経験を活かし、以下の特徴があります。
- - 精緻な運営: 対象者の選定や運営方法においてきめ細やかな提案を行います。
- - データベースを活用: 既存のスタートアップ支援企業や団体と連携し、90万人以上のハッカソン参加者のデータをもとに開発者を集客します。
- - 大学とのコラボ: インドの大学やアクセラレータとの連携を行い、要望に応じたデベロッパーへのアプローチを実現します。
- - ワンストップサポート: 日本とインド双方からのサポートによって、企画から実施、報告までの全てをスムーズに行えます。
おわりに
インフォブリッジは、ハッカソン実施サービスを通じて、日本企業における新たなイノベーションの促進を図り、日印間でのオープンイノベーションを進めることを目指しています。この取り組みが、将来的に新たなビジネスチャンスに繋がることを期待しています。
インフォブリッジは2006年からインド市場の調査を行っており、現地企業との強固なネットワークを活かして、日本企業のインド市場へのスムーズな進出を支援し続けています。