2025年新成人の恋愛と結婚に関する意識調査結果
2025年に成人式を迎える新成人410人を対象にした意識調査が、結婚相手紹介サービス「オーネット」より発表されました。この調査は、1996年から行われており、今回で30回目を迎えます。調査の目的は、新成人の恋愛や結婚に関する意識の変化を時間を追って把握することです。
調査の背景と目的
まず、この調査の興味深い点は、今年成人式を迎える新成人がコロナ禍の影響を受けた高校入学時代を経てきたことです。そのため、恋愛や結婚に対する意識にも特別な背景があると考えられます。オーネットはこの調査を続けることで、新成人の価値観や恋愛観をより明確に理解し、これからのサービス改善に役立てたいと考えています。
調査結果の概要
1. 恋愛に対する意識
交際経験
調査結果によると、これまでに交際経験があると答えた割合は53.7%で、過去10回の調査中最も低い数字となりました。特に女性の交際経験が大きく減少し、70.2%から53.8%に落ち込んでいます。
現在の交際状況
現在交際している異性の割合は全体で27.8%で、前年より少し減少。この中で男性は29.4%と増加したのに対し、女性は26.7%と減少しています。
交際のきっかけ
知り合ったきっかけのトップは大学や専門学校で、全体の26.3%に達しました。これは男女ほぼ同様の傾向です。
振り返る今後の交際希望
今後、異性との交際に積極的でありたいという回答は、過去10年の調査の中で最も高い51.7%にのぼり、特に男性の意欲が目立ちます。
2. 結婚に対する意識
結婚に対する希望
将来的に結婚したいと答えた割合は73.2%で、過去最低の水準です。理由として「好きな人と一緒にいたい」「家族が欲しい」「子供が欲しい」といった内容が挙げられています。
望む結婚年齢
希望する結婚年齢は、全体で25歳から28歳に集中していますが、男女で若干の違いが見られます。
子供の希望
結婚をしたら子供が欲しいと考えている割合は64.7%ですが、「わからない」との回答も22.5%を占めています。
結婚相手に求める条件
結婚相手に求める条件の中で最も高かったのは「価値観が合うこと」で74.7%がこの条件を上げました。次に「趣味が合うこと」や「顔や容姿」が続きます。
結論
オーネットは今後も調査を継続し、これらのデータを基にサービスの向上を図るとしています。特に新成人の恋愛や結婚に対する意識の変化は、社会の流れを反映しているので、今後の動向に注目が必要です。また新成人がコロナ禍という独特な時期を経た中で、どのような恋愛観を抱いているのか、次回の調査結果が楽しみです。オーネットは堅実な出会いの場を提供し、全ての会員が理想の結婚を実現できるようサポートしていく方針です。