金城一紀新作発表
2024-12-16 09:25:47

金城一紀が新作小説『友が、消えた』を発表!シリーズ最新作と文庫新カバーも登場

日本の小説界に新たな風を吹き込む作家・金城一紀が、約13年ぶりに新作小説『友が、消えた』をリリースしました。2024年12月16日に発売された本作は、金城の代表作である「ザ・ゾンビーズ・シリーズ」の最新作となります。これにより、語り継がれる青春群像劇が新たな章を迎えました。

新作小説『友が、消えた』とは


『友が、消えた』は、大学生活を送る主人公南方が、かつての仲間に再会し、失踪した友人を探すストーリーです。この物語では、南方が「ザ・ゾンビーズ」として知られる高校時代の仲間たちと共に、現実の厳しさに立ち向かう姿が描かれています。南方は、教員の言葉に奮起し、「世界を変えたい」という想いを胸に、仲間たちとの絆を再確認しながら成長していきます。

この小説は独立した物語であり、シリーズ未読の読者でも十分に楽しめる内容です。金城は、普遍的なテーマである友情や成長を掘り下げており、読者に勇気を与える力強いメッセージが込められています。

ザ・ゾンビーズ・シリーズの歴史


「ザ・ゾンビーズ・シリーズ」は、2001年に刊行された第1弾『レヴォリューションNo.3』から始まりました。このシリーズは、オチコボレ男子高校生たちの奮闘を描いた青春小説として多くの支持を集めています。金城の書き方は、リアリティがありながらもエンターテインメント性が高く、多くの読者に刺さる部分があるでしょう。

シリーズ第2弾の『フライ,ダディ,フライ』は2005年に映画化されたことでも話題になりました。映画も大ヒットし、原作小説の人気をさらに押し上げました。続く第3弾『SPEED』、第4弾『レヴォリューションNo.0』もいずれも、ファンの心を掴む作品となりました。

新カバーと短編公開


今回の新作『友が、消えた』の発売に伴い、角川文庫から発売中の「ザ・ゾンビーズ・シリーズ」の既刊文庫が新しいカバーデザインにリニューアルされました。イラストレーターのたけもとあかるとデザイナーの岩瀬聡によるコラボレーションは、シリーズ全体に新鮮さを加えています。疾走感あふれるデザインは、書店の店頭でも目を引くことでしょう。

また、金城一紀の代表作の出発点となる短編「レヴォリューションNo.3」の全文を、期間限定で特別公開しています。試し読みは、「カドブンnote出張所」にて行っており、ぜひこの機会に新作と合わせて過去の名作に触れてみてください。公開期間は2024年12月3日から翌年の2月28日までです。

著者のプロフィール


金城一紀は、1968年生まれの作家であり、98年にデビュー作『レヴォリューションNo.3』で第66回小説現代新人賞を受賞しました。彼の代表作『GO』は第123回直木賞を受賞し、映画化もされています。優れたストーリーテラーとしても知られる金城は、これまでも多くの名作を世に送り出してきました。

新刊『友が、消えた』は232ページで、定価は1,760円(本体1,600円+税)。電子書籍も同日発売です。ぜひ手に取って、金城一紀の最新作を楽しんでみてください。

結論


金城一紀の『友が、消えた』は、彼のファンはもちろん、新たな読者にも強くオススメできる一作です。青春の熱さと厳しさを兼ね備えた物語に、読み始めたら止まらないこと間違いありません。どうぞお見逃しなく!


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