アサヒビールのジョブ型採用セミナー開催レポート
2025年12月11日、東京都渋谷区の渋谷ソラスタコンファレンスにて、アサヒグループジャパンと株式会社アカリクが共催したセミナーが開催されました。このイベントは「アサヒビールに聞く、ジョブ型/職種別採用どうしてる?成功・失敗事例から考える改善策とは」というテーマで、メーカー企業の人事・採用担当者が約30名参加しました。セミナーでは、ジョブ型雇用の現状と課題に関する貴重な洞察が提供されました。
ジョブ型雇用の現状
昨今、特に大企業において「ジョブ型雇用」や「職種別採用」が注目を集めていますが、導入された企業からはその運用や人材の母集団形成に関する多くの悩みの声が聞かれています。アカリクが開催したこのセミナーは、こうした現場のリアルな悩みや情報を共有するために、招待制で行われました。参加者たちは、アサヒグループジャパンのタレント開発部の金澤佳寛氏や内田航氏からの話に高い関心を寄せていました。
トークセッション:採用課題の具体化
トークセッションの内容は、単なる成功事例の紹介に留まらず、アサヒグループジャパンが具体的に直面した課題を明らかにしました。以下は、その際に触れられた主な課題です:
1. 職種認知の壁
特に「エンジニアリング職」などの専門職について、学生が具体的な業務イメージを持ちづらいという認知の課題。このため、応募が集まりにくい現状があることも浮き彫りになりました。
2. 応募の偏り
人気の研究職などには応募が集中する一方で、難易度が高い職種には逆に応募が少なく、これが採用のバランスを悪化させています。採用の際には、この人気のばらつきをどう克服するかが鍵となります。
3. 現場との連携の重要性
専門性の高い職種を採用するためには、現場の社員と連携し、その職種の魅力をうまく伝えることが必要です。社内調整や社員の協力なしでは、採用活動が困難になることが示されました。
セミナーでは、アサヒビールがこれらの課題に対してどのように取り組んできたのか、その取り組みのプロセスが詳しく語られました。参加者たちはリアルなエピソードを真剣に聞き入り、多くがメモをとる姿勢が見受けられました。
交流会での横のつながり
トークセッション後には、参加者同士での交流会が設けられ、食事を共にしながら情報交換が行われました。この場ではアカリクの社員も参加し、業種や企業規模を越えた活発な対話が展開され、参加者同士のつながりが深まる貴重な機会となりました。
参加者からのフィードバック
イベント終了後のアンケートでは、多くの参加者から「同様の悩みを抱える人事担当者との交流ができて、有意義だった」という声が寄せられました。具体的な事例を交えた話が自社に即していると感じ、自らの活動に取り入れたいという意欲が見える結果となりました。
今後の展望
アカリクは今後も採用をめぐる様々な課題に応える取り組みを続け、Web上では得難い高品質な知見を提供するイベントを計画しています。次回の開催情報が必要な方は、アカリクの公式サイト(https://acaric.jp/biz/webinarlist)をぜひチェックしてください。
登壇者プロフィール
金澤佳寛氏
アサヒグループジャパンのTalent Acquisitionチームリーダー。2009年にアサヒビールに入社し、多様な業務経験を経て、チームを率いて採用活動に取り組んでいます。
内田航氏
アサヒグループジャパンのTalent Acquisitionチームで採用業務を担当。2019年入社以来、一貫して人事・総務領域での経験を積んできました。
山田諒氏
株式会社アカリクの代表取締役。人材育成や採用支援の分野で豊富な経験を有し、採用活動の質的向上に向けた取り組みを推進しています。