Coltテクノロジーサービスが3年連続プラチナ評価を獲得しESGへの取り組みを強調

Coltテクノロジーサービス、持続可能性の指標で表彰

英国ロンドンに本社を構えるColtテクノロジーサービスは、持続可能性評価の専門機関であるEcoVadisから、3年連続でプラチナ評価を受けました。この評価は、同社が全世界の企業の中で上位1%に位置することを示しており、ESG（環境・社会・ガバナンス）への取り組みが高く評価されています。

着実に進化を続けるColtのESG活動

ColtのESGに関する活動は多岐にわたりますが、その中でも特に注目すべきは以下のポイントです。

1. エネルギー消費の削減

Coltは「スマートX」インキュベーションプログラムを通じ、暖房や空調のエネルギー消費を削減し、AI技術を活用した建物のデータ解析によって、2019年と比較して30%のエネルギー消費とCO2排出量のバランスを取ることに成功する見込みです。

2. 環境に配慮した素材の再利用

これまでの4年間で、Coltは旧世代の通信機器を約13万回路にわたって撤去し、SDH素材のリサイクルを進める取り組みを行っています。このような活動は、循環型社会の実現に寄与します。

3. 電動化の推進

全拠点に充電ステーションを設置し、将来的には全車両の38%がバッテリー式電気自動車（BEV）となることを目指して、車両の電動化を進めています。これにより、企業のカーボンフットプリントの低減に貢献しています。

4. 多様性と包摂性の強化

Coltは職場における多様性を重視し、包含的雇用者基準において銅賞を受賞しました。この基準に基づく評価は、多様性推進のための基盤づくりを支援するものです。

5. 社会貢献に向けた戦略

Coltは、恵まれない子どもや社会的弱者を支援する慈善活動へ取組んでおり、STEM教育の普及を通じて、持続可能な社会の形成に向けた取り組みを推進しています。

持続可能な未来の構築に向けて

ColtのCEO、ケリー・ギルダー氏は、「3年連続でのプラチナ評価は、我々の持続可能性に対する真摯な取り組みを証明するものです。我々は気候変動問題の解決に向け、常に前進し続けます」と語っています。さらに、同社は2045年までにカーボンニュートラルを目指し、業界にインパクトを与える行動を取ることをコミットしています。