新作歌舞伎『狐花 葉不見冥府路行』オリジナルグッズ販売開始
松竹株式会社が新たに制作したオリジナルグッズが、歌舞伎座「八月納涼歌舞伎」で上演された新作歌舞伎『狐花 葉不見冥府路行』のファンに向けて販売されることが決定しました。販売は10月11日(金)の12時から始まり、通販サイト『松竹ストア』内の「松竹歌舞伎屋本舗」で予約が可能です。
この新作歌舞伎『狐花 葉不見冥府路行』は、人気小説家・京極夏彦が35周年を迎えるにあたって特別に執筆した作品。この作品は、彼の作品群の中でも特に新しい挑戦として注目され、歌舞伎という伝統芸能と彼の独自の世界観が融合したものです。7月には小説版が発売され、8月には歌舞伎としての上演が行われ、多くの観客を魅了しました。
物語は、江戸を舞台に幽霊事件が展開され、主人公の中禪寺秋彦の曽祖父、中禪寺洲齋が新たな主人公として登場します。松本幸四郎がこの役を担い、美しい青年の幽霊騒動を描いた感動的なストーリーは、観客の心に深く響くことでしょう。
今回販売されるオリジナルグッズは、作品のイメージを反映した4つのアイテムが用意されています。まず、スペシャルコラボ商品としてガラス作家・川口剛との共同制作によるガラスペンが登場します。このペンは舞台美術でも使用された「彼岸花」をテーマにしたデザインで、数量限定の特別アイテムとなっています。
さらに、伊勢半本店とのコラボによる日本伝統の口紅「小町紅」も販売されます。特別な日を彩るためにデザインされたオリジナルの器もついており、使用後は小物入れとしても利用できる実用的なアイテムです。これらのアイテムはともに数量限定で販売され、ファンにとって見逃せない商品となることでしょう。
日常使いにも適した便箋やトートバッグも販売され、これらの商品は作品の雰囲気を感じることができるデザインとなっています。自分自身の日常を彩りつつ、『狐花』の世界を身近に感じられる貴重なアイテムです。
また、松竹の公式動画配信サービス「歌舞伎オンデマンド」では、『狐花』を含む八月納涼歌舞伎の全演目が10月14日まで配信中です。配信中の公演を楽しみながら、グッズを手に入れれば、さらに作品の魅力が深まるでしょう。
予約販売は、10月11日(金)の12時から開始され、2025年3月中旬ごろからの商品発送が予定されています。その他の詳細情報は、松竹歌舞伎屋本舗の公式X(旧Twitter)アカウントで随時発表されますので、ぜひチェックしてみてください。
これからの季節、歌舞伎ファン必見のオリジナルグッズを手に入れて、新作歌舞伎の魅力を存分に味わいましょう!