持続可能な未来に向けて、UPDATERが国連のイニシアティブに加盟

株式会社UPDATERが、国連が主導する国際的なイニシアティブ「24/7 Carbon Free Energy Compact」に加盟することを発表しました。これは、日本企業として7社目の加盟です。ご存知の通り、私たちのエネルギー利用は、環境への影響が大きい問題として注目されています。この動きを通じて、UPDATERは再生可能エネルギーの推進を図り、電力の脱炭素化への道を模索しています。

1. 24/7 CFE Compactとは

「24/7 Carbon Free Energy Compact」は、2021年に設立された国際的なプラットフォームであり、米国の政府機関やIT業界の巨人たち、さらに教育機関や金融機関など、160以上の組織が参加しています。このイニシアティブは、電力の調達や利用に際し、常にカーボンフリーなエネルギーを実現するための技術や基準の開発を目的としています。

2. UPDATERの背景

UPDATERは、P2P電力トラッキングシステム「ENECTION2.0」を用いて、電力の透明性を確保しています。このシステムによって、電力のトレーサビリティが30分単位で可能になりました。また、弊社は地域住民との協力や環境に配慮した電源調達に関しても積極的です。現在、約1,000か所の発電所から電力を調達し、その供給を通じて約1,500社の法人に「顔の見える電力」を提供しています。

UPDATERの電力供給は、電気そのものに色や匂いはありませんが、各電力の背後には明確な生産者が存在します。これからの時代では、エネルギー源だけでなく、その生産者に関する情報も求められると考えております。私たちは「顔の見える電力」のコンセプトを24/7 CFE Compactを通じて、世界に発信していきたいと考えています。

3. 今後の展望

UPDATERは、国内で3社のみが認められている「CDP認定再エネプロバイダー」として評価を受け、再生可能エネルギー100％の電力供給に努めてきました。リコーや丸井グループ、花王といった企業がRE100に参加し、私たちのサービスを利用しています。今後も企業の脱炭素化を支援し、日本の持続可能性の推進に寄与していく所存です。

株式会社UPDATERの概要

UPDATERは、2011年に設立され、2021年から「みんな電力」の事業を通じて脱炭素にも取り組んできました。当社は、ブロックチェーン技術を用いた独自の電力トレーサビリティシステムを商業化し、国内トップクラスのプラットフォーム運営者となっています。現在、ウェルビーイング事業やエシカル調達事業など、幅広いサービスを展開。これまでの取り組みで受賞歴も多く、国内外の持続可能な未来を支えていく使命感を持っています。