インフラを支える市民の力
デジタルエンターテインメント企業、DEAとGGGが共同で設立した新会社「Growth Ring Grid(GRG)」が、インフラの民主化をテーマに活動を開始しました。この新会社の設立を受け、今後は市民参加型のインフラ点検プラットフォーム「PicTrée(ピクトレ)」を活用した新たな社会的貢献の形が生まれようとしています。
1. ユニークなゲーム『ピクトレ』とは
「PicTrée」は、電柱を撮影してその距離を競う参加型ゲームで、一般市民がインフラ保全に積極的に関わることを目的としています。この新たな仕組みは、インフラ点検を楽しみながら行うことができるため、参加する市民にも大きな関心が寄せられています。
DEAとしては、今後『ピクトレ』をさらに進化させ、ゲームを通じて日常生活に社会貢献が取り入れられるよう努力しています。今回の合弁会社設立により、より広範な社会実装を目指し、インフラ点検が市民の日常生活の一部となることを願っています。
2. 合弁会社設立の背景
昨今、老朽化が進む日本のインフラに対して、点検や維持管理のニーズが高まる一方で、これを担う人手や予算が不足している実情があります。地方自治体やインフラ事業者が抱える課題を解決するために、DEAとGGGはそれぞれの専門性を活かし、参加型のアプローチを選択しました。これにより、市民が主体的にインフラの維持に貢献できるようにする狙いです。
3. GRGの事業展開
「Growth Ring Grid」では、次のような事業を展開予定です。
- - 市民参加型インフラ点検プラットフォームの開発・運営
- - 自治体や企業との連携による社会実装の推進
- - ゲーミフィケーションを通じた市民参加の促進
これにより、行政や企業に依存する従来型のインフラ運用から脱却し、市民が参加できる新たな体制を構築します。
4. 今後の展望
今後の「GRG」では、『ピクトレ』で得た実績を基に、さらなる影響力を発揮していく考えです。将来的には、インフラ点検だけでなく、災害情報の収集や地域観光との連携など、地域課題全般に対して新しい解決策を提案し実装することを目指しています。
5. 各社のコメント
DEAの創業者、吉田直人氏は、「ピクトレを通じて、市民が自身の生活において社会貢献を行える仕組みを提供していく」と述べています。一方、GGG代表の芝和彦氏は、「インフラ保守点検をゲームとして楽しむ新しいモデルを広め、より多くの人々に関与してもらうことが重要だ」と語ります。
新たな試みである「PicTrée」は、インフラと市民を直接結びつける重要な役割を果たすことでしょう。市民が参加することで、より持続可能な未来が実現されることが期待されています。今後の「Growth Ring Grid」の活動に注目が集まります。