日本の音楽が世界を熱くする「matsuri '25: Japanese Music Experience」
2025年3月16日、米国ロサンゼルスのピーコックシアターにおいて、「matsuri '25: Japanese Music Experience」が華やかに開催され、7000人の観客が詰めかけました。このイベントは、日本の音楽の魅力を世界に伝えることを目的としており、Ado、新しい学校のリーダーズ、YOASOBIの3組がパフォーマンスを行いました。
イベントは、CEIPA(一般社団法人カルチャー アンド エンタテインメント産業振興会)とトヨタグループによる「MUSIC WAY PROJECT」の一環として実施され、音楽業界の注目を集めることが期待されています。
スペシャルパフォーマンス
YOASOBIがステージの先陣を切り、代表曲を披露しました。コンポーザーのAyaseとボーカルのikuraからなるこのユニットは、独自の音楽スタイルで観客を魅了しました。特に、「夜に駆ける」の際には、観客が一緒に合唱するなどの一体感が生まれました。
続いて登場したのは、
新しい学校のリーダーズ。彼らは88risingとともにアジアのカルチャーを発信しつつ、昨年はCoachellaに出演した実績を持っています。参加者を巻き込むダンスパフォーマンスが印象的で、最新曲の披露もあり、観客のテンションは最高潮でした。
最後に、
Adoがクライマックスを飾り、盛り上がりをさらに加速させました。彼女は大型スクリーンの演出も駆使し、自身のヒット曲を次々と披露しました。特に「うっせぇわ」では、観客が共に絶叫する姿が印象的でした。
日本文化の国際的拡張
このイベントは、日本の音楽だけでなく、日本の文化をも海外に広めようとする取り組みの一環です。CEIPAの理事、野村達矢氏は、参加した音楽関係者とのパネルディスカッションで「日本の音楽を世界に広めるために官民一体となった活動が重要」と強調しました。
また、今回のチケット収益の一部は、最近発生したロサンゼルス郡の山火事の被害者支援に使われる予定であることも発表され、国際的な支援の意義も強調されました。
このように、「matsuri '25」は単なる音楽イベントに留まらず、アーティストやファン、さらには日本と海外の架け橋となる重要な機会となりました。今後も確実に日本の音楽が国際的に認知され、さらなる広がりを見せることが期待されています。
多くの関係者の協力により実現したこのイベントは、日本の音楽の魅力を世界に再認識させる素晴らしい機会となりました。これからの日本の音楽シーンがどのように変化し、成長していくのか楽しみです。