蔦屋書店・蔦屋家電がBook Fair Championshipで快挙！

蔦屋書店・蔦屋家電の偉業

蔦屋書店と蔦屋家電が、全国の書店フェアの中でも注目される「OVOL 日本紙パルプ商事 presents Book Fair Championship（BFC）」において、初代チャンピオン決定戦のトップ10に選ばれました。この大会は全国154件のエントリーが競う中、二子玉川蔦屋家電（東京都世田谷区）の文学コンシェルジュ、松本泰尭氏の企画と、広島蔦屋書店（広島市）の江藤宏樹氏の企画が、見事に評価されました。

Book Fair Championshipとは

BFCは、ユニークで魅力的な書店フェアの企画を全国に知らしめることを目指したプロジェクトです。書店員たちが自店舗の個性を活かし、興味深いフェアを展開し、多くの読者を書店に呼び込むための機会を提供しています。この大会は、カルチュア・コンビニエンス・クラブが主導し、様々な出版社の協賛によって実現しました。

書店フェアの重要性

書店のフェアとは、書店員がお客様に興味を持たせ、本を手に取ってもらうために工夫を凝らしたイベントです。有名な本や新刊を目立たせるだけでなく、特定のテーマに沿った選書を行い、書店の売場を華やかに演出します。

二子玉川蔦屋家電と広島蔦屋書店の企画は、特に多くの人々から支持を受け、その創意工夫の成果が評価されました。

受賞したフェアの内容

あなたにぴったりの本

松本泰尭氏が手がけた「あなたにぴったりの本～16Personalitiesのタイプで選んだとっておきの一冊～コンシェルジュ文庫2024」は、ユニークな性格診断と本の選書を組み合わせた企画です。このフェアでは、16タイプの性格診断に基づき、それぞれのタイプに合った本を紹介しました。参加店舗から選ばれた13人のコンシェルジュが、計48冊の本を提案し、その選書理由やプロフィールを冊子にして配布しました。

3冊の本

江藤宏樹氏の「3冊の本」は、単独の著作を読むだけでは得られない、より深い理解を得ることを目指しています。お薦めしたい本から関連する2冊を選び、3冊を連続して読むことで、物事の見方が広がるような構成になっています。これにより、読者は本を選ぶ習慣を身に着け、普段手に取らない作品にも目を向けるきっかけとなることを目指しています。