世界遺産萩城下町の夜を楽しむ特別なイベント「萩・竹灯路物語」

色とりどりの夜を楽しむ「萩・竹灯路物語」

世界遺産として名高い萩城下町。その美しい夜景をさらに際立たせる特別なイベント「萩・竹灯路物語」が、今年も開催されます。このイベントは、地元の魅力を広めることを目的にしたもので、参加者全員が共に創り上げる体験型の催しです。2023年10月8日と9日の両日、夜6時から9時までの間、萩城下町や香雪園を舞台に繰り広げられます。

開催内容

特に注目すべきは、アーティストの高橋匡太さんが参加する「７市町ひかりの実」ワークショップです。参加者は、高橋さんの指導の元、えがおを描いた竹灯りの「ひかりの実」を作ります。このキャンドル型の灯りが、萩の夜を幻想的に照らし出します。イベント当日の9日には、先着100名の方に限定で提供されますので、早めの参加がオススメです。

また、金毘羅社円政寺では、再建300年を記念して夜間の特別拝観が行われ、高杉晋作や伊藤博文が幼少期を過ごした場所が幻想的にライトアップされます。さらに、国指定の重要文化財である菊屋家住宅も特別開館され、江戸時代の灯りの中で歴史を感じる貴重な機会が提供されます。

多彩なイベントが同時開催

「萩・竹灯路物語」に加えて、萩田町商店街でもコラボ展示が行われ、地元の魅力あふれるアートや文化を堪能できます。また、世界遺産の萩反射炉では、竹を用いた作品が展示され、伝統と現代アートの融合が楽しめる特別な空間が広がっています。

この美しいイベントは、雨天の場合は中止となるため、天気予報を確認しつつ参加を検討してください。各日とも、午後1時に気象情報をもとに判断が行われますので、注意が必要です。

お問い合わせ

イベントに関する詳細や参加に関する情報は、萩・竹灯路物語実行委員会（萩市観光課）にお問い合わせください。電話は0838-25-3139で、平日のみ対応しています。

今年の「萩・竹灯路物語」は、心に残る思い出を作るための貴重な機会です。美しい夜景をバックに、アートと歴史を体験し、地元の魅力を再発見する絶好のチャンスをお見逃しなく！