静岡スタートアップ協会設立
2024-04-25 15:00:02

静岡の新たな挑戦、スタートアップ協会の設立とイベント開催

静岡県浜松市及び静岡市に拠点を置く一般社団法人静岡ベンチャースタートアップ協会(SVSA)がこの度設立されました。代表理事を務める鈴木康友氏のもと、SVSAは地域に根ざした起業家やスタートアップを支援し、静岡県の起業文化を促進することを目指しています。特に、若手起業家の育成や起業支援策の広報を通じて、静岡におけるアントレプレナーシップの育成環境を整えることが重要なミッションとなります。

静岡県のスタートアップエコシステムは現在、地域ごとに分散しており、統一的な意見集約や提言機能が不足しています。このため、特にアーリーステージのスタートアップに対するVC(ベンチャーキャピタル)やCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)との連携支援が課題となっており、その結果として若年層が情報や機会を求めて都市部に流出する傾向がみられます。SVSAの設立は、こうした課題解決に向けた重要な一歩と位置付けられています。

今回、協会設立を記念して、静岡県内からスタートアップ関連企業や支援者が集うミートアップイベントも予定されています。イベントでは、静岡スタートアップのネットワークを広げる機会を提供し、参加者同士が知見を持ち寄って交流を深めることが期待されています。参加希望者は公式サイトの参加フォームから事前に申し込みが必要です。

SVSAのミッションは、静岡を「挑戦の地」とし、そこから新たな価値を世界に発信することです。代表理事の鈴木康友氏は、『私たちの願いは、地域の枠を超えて世界に向けて新しい挑戦を繰り広げることです。』と強調しています。この理念のもと、スタートアップが日々切磋琢磨できる活気ある環境を整えることが目指されます。

理事には、多様なバックグラウンドを持つメンバーが揃っており、イノベーションから経営支援、社会課題解決まで、幅広い視点でスタートアップをサポートします。具体的には、若者向けのアントレプレナーシップを推進する各種イベントの開催や、スタートアップを評価し認定する制度の構築、人材発掘と育成に取り組むほか、社会課題解決に向けたプログラムを設計することなどが主な活動内容となります。

また、資金調達手法の開発や情報共有プラットフォームの提供といった活動も計画しており、スタートアップが成長するための多角的な支援を行うことで、静岡県内の起業環境の向上を図る狙いです。

設立記念イベントは、2024年5月1日水曜日午後2時から開催される予定で、静岡市葵区にある葵タワーでの開催が決定しています。内容は、代表理事からの挨拶や理事の紹介、SVSAの概要に関する説明、質疑応答、またパネルディスカッションや交流会を含む内容が予定されています。

SVSAの公式ウェブサイトやお問い合わせ先を通じて、さらなる情報を得ることができるので、興味のある方はぜひこちらもぜひチェックしてみてください。静岡から全国へ、そして世界へと広がる新たな挑戦を見逃さないようにしましょう。

会社情報

会社名
一般社団法人静岡ベンチャースタートアップ協会
住所
静岡県浜松市中央区高林一丁目8番43号
電話番号

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