芳林堂書店が新作スピンオフ『観音異聞』を発表！予約開始は2025年4月11日

篠たまき著の待望のスピンオフ集『観音異聞』が、2025年4月11日（金）より予約受付を開始します。この作品は、2018年に早川書房から発表された『人喰観音』の世界観をさらに広げた作品です。芳林堂書店と書泉が行っている「芳林堂書店と、10冊」企画の第6弾として登場し、ファンにとって必見の内容となっています。

この短編集には、篠たまきさんが繊細な筆致で描く美しい観音たちが中心となります。作品の中では、ヒトの形をしていながらも美しさとともに危うさを秘めた観音様たちが登場し、彼らを見つめることで読者を独特の世界に誘います。短編の一つ「女童観音」や「まどい巫女」など、すでに評価が高い作品も収録されるほか、いくつかの新作も追加される予定です。

ファンからは「もっと彼らの物語を知りたい」という声が届いており、篠さんはその期待に応える形で多くの新しい物語を執筆したとのことです。このスピンオフ集は、これまでの作品を読んでいない人でも楽しむことができるように制作されており、誰もが手に取れる内容になっています。

『観音異聞』の予約は書泉オンラインおよび芳林堂書店の各店舗で取り扱われます。特に芳林堂書店高田馬場店、書泉グランデ、そして書泉ブックタワーでは予約が可能で、予約特典や先行販売も行われる予定です。出版としては、2025年5月12日（月）が店頭発売日であり、東京ビックサイトで開催される「文学フリマ東京40」においても、5月11日（日）には先行販売が行われるため、この機会をお見逃しなく。

また、篠たまきさんの独特な世界観について、書店関係者の江連さんは「彼女の作品には独自の妖艶さと純粋さが絡み合った魅力がある。ぜひ多くの方にその作品の魅力を感じてほしい」とのコメントを寄せています。実際、篠たまきさんの作品は、その独特のスタイルやテーマ性から、熱心なファンを多く抱える作家です。篠さん自身も『観音異聞』が多くの読者に愛されることを願っており、これからの読者の反応が気になるところです。

最終的に、『観音異聞』は篠たまきファンの期待を背負った特別な一冊となることでしょう。予約や早期チェックを通じて、多くの人に手に取ってもらいたい作品です。早川書房から以前に発表された『人喰観音』とあわせて、ぜひお楽しみください。