夏休みの締めくくり！AI体験で学びを深めよう

2024年8月25日（日）、京都市で開催された「京都学びフェスタ2024」において、プロエンジニア株式会社が主催した生成AIを体験できるワークショップは、大盛況のうちに終了しました。本イベントは、女性アスリートがIT分野でのキャリアを支援するリスキリング講座の知見を活かして、子どもたちが新学期に向けた学びを深める機会として企画されました。

ワークショップの内容

参加者は、画像生成や文章作成を通じて、ポスターやこども新聞を作成することに挑戦しました。この全12回のワークショップは、すべての回が満席となり、約120名の子どもたちが参加しました。特に注目されたのは、現役のGoogleエンジニアが指導するという、贅沢な環境での学びです。

子どもたちはタブレットに向かって音声で指示を出し、AIと対話しながら、自由な発想でプロジェクトに取り組みました。「お喋りできて楽しかった！」「一瞬でイメージ通りのイラストができた！」といった声が上がり、家庭でもAIを活用したいという希望が寄せられました。特に印象的だったのは、子どもたちの自由な質問。「歌を作ってみてほしい」「ベートーヴェンのお友達はどんな人？」など、子どもならではの好奇心が発揮され、場を和ませました。

保護者にも好評

ワークショップへの参加は、子どもたちだけにとどまりません。多くの保護者も自身の技術理解を深めるための機会を求めてこのイベントに参加しました。「ハイテクな時代についていけるよう、少しでも学びを深めたい」といった意見や、子どもたちの学習にAI技術をどう活用するかについての洞察を求める声が寄せられました。

IT人材育成への取り組み

経済産業省のデータによると、2030年までには最大80万人のIT人材が不足すると予測されています。この問題に対処するため、プロエンジニア株式会社ではリスキリングプログラムを提供し、IT分野における学びの場を創出しています。今回のワークショップもその一環であり、大人も子どもも楽しみながらAI技術に触れることで、ITへの関心を高めることができました。

多くの参加者が「AIがすぐにアイデアを考えてくれる」と驚き、今後の学びにつながる貴重な経験を得ることができました。この取り組みを契機に、AIやIT技術に親しむことで、学び直しや新たなキャリアの道を開くサポートができればと考えています。