伝統と革新が出会う: 第75回丹後織物求評会が開催されます。

丹後織物求評会について

2024年10月16日から19日まで、京都府京丹後市で『TANGO TEXTILE EXHIBITION／第75回丹後織物求評会』が開催されます。このイベントは丹後織物工業組合が主催し、伝統的な丹後産織物の魅力を広める機会となります。今年のテーマは「丹後織物の挑戦と加速」。

丹後織物の魅力

丹後織物は、1,300年の歴史を持つ絹織物の産地として知られており、その技術と創造性は世代を超えて受け継がれています。今年の求評会では、多くの作成者が伝承された匠の技と現代性を融合させた斬新な作品を披露します。このイベントに足を運ぶことで、訪れる人々は丹後地域の織物の魅力とその進化を直接感じ取ることができます。

開催詳細

求評会は、丹後織物工業組合特設会場とTANGO OPEN CENTERで開催されます。オープニングセレモニーは10月16日（水）10時から行われる予定であり、ここで「丹後きもの大使」の任命式も行われます。一般の来場者は10月16日から19日まで、午前10時から午後4時30分の間に入場可能です。

このイベントは、業界関係者向けの審査会や商談会も設けています。業者様向けの審査は10月16日と17日の二日間にわたり行われ、来場時には名刺の持参が推奨されています。その後、一般の方々が訪れることができる展示もその期間中行われます。

精練工場の見学とワークショップ

さらに、2024年6月からはTANGO OPEN CENTERがオープンし、丹後ちりめんの生地が完成する過程で重要な役割を果たす精練加工を見学できる「“精練の世界”ファクトリーツアー」が行われます。このツアーでは、丹後ちりめんを始めとした多様な織物を用いた製品が展示販売されるショップも併設される予定です。

また、求評会期間中には、丹後ちりめんのくるみボタンを使用したワークショップ（有料）や、キッチンカーの出店、その他様々なアクティビティが用意され、来場者を楽しませる企画が満載です。

交通規制情報

求評会にお越しになる際は、交通情報にも注意が必要です。開催前後には、京都縦貫道で通行止めが行われるため、事前に情報を確認し、移動を計画することをお勧めします。

この機会に是非、お友達やご家族と共に丹後織物求評会に足を運んでみてはいかがでしょうか。丹後の伝統的な織物や最新の魅力を感じられる貴重な体験が待っています。