新TV-CMでニキビ治療の重要性を広める塩野義製薬の取り組み

ニキビ治療啓発キャンペーンと新CM

塩野義製薬株式会社は、2010年以来、ニキビに悩む人々のための疾患啓発キャンペーンを行っています。今年も新たな取り組みとして、2023年10月17日より、テレビCM『もしもブラマヨの吉田がもっと早く皮フ科へ行っていたら』を放送します。このCMでは、お笑いコンビ・ブラックマヨネーズが出演し、ニキビ治療の重要性をユーモラスに訴えかけています。

ニキビ治療の現状

ニキビは多くの人々が経験する皮膚疾患であり、その影響は見た目や生活の質にも大きく関わります。日本では、ニキビ治療に皮膚科を訪れる人の割合が低く、自己判断での対処が一般的です。しかし、ニキビは放置することで悪化しやすく、早期の医療介入が求められています。塩野義製薬は、ニキビの理解を深めてもらうための活動に力を入れています。

新しいキャンペーンの内容

本年度のキャンペーンでは、ブラマヨの吉田敬さんと小杉竜一さんをイメージキャラクターに起用し、ニキビができたら皮膚科へ行くことの重要性を訴求しています。CMの第1話は、吉田さんの運命を描いたもので、相方の小杉さんが登場し、漫才を通じて皮膚科に行くことを前向きに表現しています。第2話では、トレンディー俳優としての吉田さんが登場し、ニキビ治療を軽視する姿勢をコミカルに描かれています。

特殊メイクと演技

撮影においては、吉田さんが特殊メイクに挑戦しました。高品質なシリコンを用いたこの特殊メイクは、彼のすべすべの肌を再現するために40分以上費やされました。撮影日の吉田さんは、自身の見た目に驚きつつも、トレンディー俳優としての役柄を見事に演じました。また、共同出演の有山さんとの掛け合いでは、微妙な空気感を生み出し、視聴者がともに笑う場面も多く見られました。

拡がる啓発活動

新CMは、全国の皮膚科でのポスター掲示や小冊子の配布を通じても広く啓蒙されています。小冊子には、ニキビのメカニズムや正しい対処法がわかりやすく解説されています。また、JR東日本の電車中吊り広告でもこの啓発活動が展開され、より多くの人に届けられます。キャンペーンはただの広告ではなく、患者に対する優しいメッセージを伝えるものです。