日サンバチームが出場
2018-02-05 07:00:01
リオのカーニバルに日本のサンバチーム初出場!期待の舞台裏
リオのカーニバルに日本のサンバチームが挑む
2018年2月11日、日本のサンバチーム「Quer Swingar Vem Pra Cá」が、ブラジル・リオデジャネイロで開催されるカーニバルに初めて出場することが決定した。このサンバチームは東京を拠点に活動し、今回の出場は特に注目されている。
パレードの概要とテーマ
パレードは現地時間の11時から14時まで、ヴィライザベル地区のバラン・デ・ドゥルモンド広場で行われる。今回のテーマは、同サンバチームの名付け親であり、偉大な演奏家であるメストリ・トランビッキへの敬意を表するもので、彼が生前に果たした功績を振り返る内容となっている。2016年に亡くなった彼を偲ぶイベントとして、多くのプロミュージシャンたちも参加し、日本からのメンバー16名と共演する予定だ。
プロジェクトの背景
このプロジェクトは、メストリ・トランビッキとの深い絆を持つ代表の宮澤摩周によって始まった。宮澤は2005年から彼に師事し、リオのサンバチーム「G.R.E.S. Unidos de Vila Isabel」で活動した経験を基に、2012年に「Quer Swingar Vem Pra Cá」を結成した。チーム名はメストリによって与えられ、日本における本格的なサンバの普及を目指している。この10年の交流を経て、今回のパレードへの出場が実現した。
参加メンバーと演目
パレードには、約40名の打楽器隊や弦楽器演奏者、歌手などが参加し、リオ支部のメンバーと共に数曲の演奏を行う。その中にはメストリ・トランビッキの作詞・作曲によるオリジナル曲も含まれており、彼の音楽の魅力が再び生きる場となるだろう。また、共演者としてはブラジル音楽で名の知れた歌手たちがラインナップされており、高いクオリティの音楽が期待される。
リオのカーニバルとは
リオデジャネイロのカーニバルは、世界中から観光客を魅了するイベントで、数多くのブロッコカルナヴァレスコ(ストリートパレード団体)が参加する。2018年には473の団体が集結し、それぞれの特色を持ったパフォーマンスが行われる。観客も仮装して参加できるため、会場全体が一体となり、楽しい雰囲気に包まれる。
文化的意義
日本のサンバチームが公式にリオのカーニバルに参加することは、国際文化交流の観点から非常に重要な意義を持っている。メストリ・トランビッキを通じて築かれた日本とブラジルのサンバ文化の架け橋として、今回のパレードは多くの人々に新たなインスピレーションを与えることだろう。この歴史的な出来事を通じて、サンバの魅力がさらに広がり、多くの人々に親しまれるきっかけとなることを期待したい。
結び
日本とブラジル、両国の音楽が交わる瞬間がリオで実現する。この特別なカーニバルを通じて、サンバの持つ力と美しさを広く伝えることができることを願ってやまない。リオデジャネイロでの新たな歴史の一ページが刻まれることだろう。
会社情報
- 会社名
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Quer Swingar Vem Pra Cá
- 住所
- 電話番号
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