CTIと音声明瞭化連携
2025-11-10 11:45:20

クラウドCTIと音声明瞭化システムが高齢者とのコミュニケーションを改善

クラウドCTI「CT-e1/SaaS」と音声明瞭化システム「clearA」の連携



株式会社コムデザイン(東京都千代田区)は、そのクラウド型CTIサービス「CT-e1/SaaS」とラディウス株式会社の音声明瞭化システム「clearA」との協力を開始しました。この連携は、特に聴こえに不安を抱える高齢者のお客様とのスムーズなコミュニケーションを実現することを目指しています。

コンタクトセンターにおける新たな課題解決



近年、高齢化社会が進む中で、コンタクトセンター業務においても高齢者とのコミュニケーションに関する問題が増加しています。「CT-e1/SaaS」と「clearA」の連携により、聴こえに難しさを感じるお客様とも、より良いコミュニケーションが可能になります。例えば、電話応対時において、従来通りの声の大きさでは相手に伝わりづらいという課題を解消できます。

聴こえやすさの向上



「clearA」は、音声の高調波成分を補正する特許技術を搭載しており、音の「明瞭度」を高めることで、よりクリアに聴こえる音声環境を実現します。これによって、聴こえに不安がある方にも配慮した電話応対が可能になります。

システムの導入手軽さ



すでに「CT-e1/SaaS」を導入している企業様にとって、「clearA」のインストールは簡単です。追加の機器やシステムを必要とせず、既存のパソコンにインストールするだけで運用が開始できます。これにより、高齢者との課題解決に資する効率的な業務運用が実現します。

「clearA」の技術的特長



「clearA」は、加齢による聴覚の低下を考慮して設計されています。会話の音声周波数をリアルタイムで分析し、聴き取りづらい高調波成分を補強します。これにより、音量を上げることなく聴きやすく補正することが可能です。特に高周波数の音が聴こえが悪くなる高齢者にとって、この技術は大きな助けとなります。

CCP(Converged Communications Platform)との連携



「CT-e1/SaaS」と「clearA」の統合は、コムデザインが目指すCCP(Converged Communications Platform)というプラットフォームコンセプトをさらに充実させます。このプラットフォームは、カスタマーとの対話をデータとして活用し、業務効率を向上させる試みとして注目されています。

企業の背景



ラディウス株式会社は、1986年にアメリカで創業された企業で、音声技術に関する豊富な知識と経験を持っています。高齢者の聴こえに対する不安を解消するため、さまざまなオーディオ製品を展開する中で、今回の音声明瞭化システム「clearA」を導入しました。

一方、株式会社コムデザインは2000年に設立され、2008年からはクラウド型CTI「CT-e1/SaaS」を提供しています。このサービスは、低コストでありながら高い機能性を保ち、多くの企業に支持されています。

まとめ



今回の「CT-e1/SaaS」と「clearA」の連携により、コンタクトセンターでの応対品質の向上が期待されます。高齢者とのコミュニケーションを円滑にし、より良いサービスを提供することで、すべての人がストレスなくコミュニケーションを楽しめる環境を構築していけることが重要です。


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会社情報

会社名
株式会社コムデザイン
住所
東京都千代田区平河町2-7-5砂防会館本館3階
電話番号
050-5808-5500

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