宮城県七ヶ宿町の移住を後押しするガイドブック発行

新たな生活を提案する七ヶ宿町のガイドブック

宮城県七ヶ宿町では、地域のリアルな暮らしを反映した「しちかしゅ暮らしのガイドブック」を3月に発行します。この冊子は、小さな町でありながら多彩な歴史と文化を持つ各地区の生活を紹介するもので、移住を検討中の方々にとって有益な情報が満載です。

七ヶ宿町は、宮城県と山形県、さらに福島県にまたがる位置にあり、美しい自然と清らかな水が特徴です。「水守の郷」としても知られるこの地は、宮城県民の水源でもあります。江戸時代には参勤交代の重要な拠点としても栄えました。現在では、農業や林業、さらには陶芸や炭焼きの技術を受け継ぐ人々がこの静かな山あいで豊かに暮らしています。これらの魅力をもとに、移住を希望する人々に新しい生活スタイルを提案しています。

地区ごとの特色と実際の声

本ガイドブックには、各地区の歴史や特色が詳しく説明されるほか、実際に移住した方々の生の声もまとめられています。彼らが七ヶ宿町での生活で経験した「驚き」や「喜び」を通じて、さらなる移住者を呼び寄せるきっかけとなることでしょう。特に、子育てをしている家庭からのアドバイスは、これから移住を考える家族にとって非常に重要な情報となるはずです。

また、この冊子の表紙や挿絵は、仙台市在住のイラストレーター、佐藤ジュンコさんによるものです。彼女の温かみのあるイラストが、七ヶ宿町の美しい景観と調和し、本ガイドブックをさらに魅力的なものにしています。

配布情報と移住相談

ガイドブックは、町内のさまざまな施設や東京都の移住サポートセンターで配布される予定です。特に、公共の施設を通じて多くの人に手に取ってもらえることを目指しています。

さらに、最近の状況を受けてオンラインでの移住相談も充実しています。地元の専門家が、移住に対する不安や疑問に丁寧に応じてくれるため、遠方に住んでいる方にとっても便利です。もし興味があれば、インターネットを通じて気軽に相談してみてはいかがでしょうか。