株式会社アイベック、メガソーラー事業に参入し再生可能エネルギーの普及を目指す

株式会社アイベックがメガソーラー事業に参入

株式会社アイベック（福岡市中央区）は、再生可能エネルギーの普及に向けた新たなステップとして、メガソーラー（大規模太陽光発電所）の売電事業に参入しました。今回の参入は「みやま合同発電所」と呼ばれる福岡県みやま市内の発電所の一部を購入することで実現。出力は1090キロワット、購入金額は3億4000万円です。この事業は、2013年4月からスタートします。

参入の背景

東日本大震災以降の原子力発電所の停止は、日本国内において深刻なエネルギー不足をもたらしました。このような事情から、国は再生可能エネルギーの普及に強く取り組む必要性を認識し、2012年7月には特別措置法を制定。これにより「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」が導入され、再生可能エネルギー源からの電力を確実に市場に供給する仕組みが整いました。

アイベックはこの動きに呼応し、自社の売電事業を通じて再生可能エネルギーを広めることを目指しています。環境への配慮を重視した事業として、持続可能なエネルギーの選択肢を提供していく意向です。

事業の概要

1981年に創業した株式会社アイベックは、もともとインターネットサービスの事業を中心に展開してきましたが、数年前からは環境関連の事業にも積極的に取り組んでいます。事業の多角化を図り、再生可能エネルギー分野での成長を目指す中、小型ソーラー発電所の造成計画も進行中です。2013年11月には熊本県小国町で475キロワットの出力を持つ小型ソーラー発電所の設立を計画しており、さらには小型バイナリー発電用地の取得も完了。これにより、初年度の売上高を7000万円と見込んでいます。

企業の基本情報

株式会社アイベックは、資本金1000万円で、インターネットサービスと環境関連事業を主な業務内容としています。今後の売電事業の取り組みや新たなプロジェクトにより、持続可能な社会の実現を推進し、企業としても成長を続けていくことでしょう。

お問い合わせ

新事業に関する詳細な情報や質問については、株式会社アイベックの担当者である西島氏までお問い合わせください。連絡先は、以下の通りです。

Email: [email protected]

近年、再生可能エネルギーの普及は急速に進んでおり、企業の取り組みや政策もその変化に影響を及ぼしています。株式会社アイベックの活躍を通じて、今後一層、持続可能なエネルギーの選択肢が広がることに期待が寄せられています。