女子サッカーとクラフトビールの夢のコラボ！『サクラノトリコ』登場

新たな仲間を迎えて。女子サッカーチームが手がけた限定ビール

9月29日（日）、なでしこリーグ2部の「FCふじざくら山梨」と富士桜高原麦酒のコラボレーションによる新しいビール『サクラノトリコ』が、試合会場にて先行販売されることが発表された。このビールは、同チームの選手たちが参加して製造したもので、特に注目を集めている。

フルーツビール『サクラノトリコ』

『サクラノトリコ』は、ベルジャンホワイトスタイルのビールで、山梨県の桃農家が手がけた桃果汁を使い、ハイビスカスで色付けされている。これにより、ピンク色という印象的なビジュアルが実現し、注ぐとまるで桜の花が咲いたような見た目が魅力だ。このビールの特長は、オレンジピールとコリアンダーが生むフルーティーな香りに、桃の甘い香りが加わり、飲みやすさを保ちながらも、ビールを楽しむ喜びを感じられる点である。

女性にも飲みやすい味わい

普段ビールに馴染みのない女性たちにも魅力的な味わいとなるよう考慮されており、ビール愛好者からカジュアルに楽しむ方まで、幅広い人々に親しまれる製品となっている。さらに、このビール名には、桃の花言葉「わたしはあなたのとりこ」という意味が込められており、FCふじざくら山梨のファンになってほしいという願いが反映されているという。

選手たちの関与

仕込みの段階には、FCふじざくら山梨の選手も参加。彼女たちの希望やアイデアがビールの設計に生かされ、その結果としてより豊かな味わいが生まれた。また、ラベルデザインは辻野友実子選手が担当し、サッカーコートや富士山をモチーフに可愛らしいデザインが施されている。

発売情報と今後の展望

『サクラノトリコ』は、10月4日（金）から一般販売が開始される予定。富士桜高原麦酒の直営店やインターネット通販、さらに山梨県内のスーパーマーケットやコンビニでも取り扱われる。売上の一部は、FCふじざくら山梨の強化費にあてられるとのことだ。

このプロジェクトを通じて、サッカーチームと企業の新たな形のコラボレーションが実現。ビールに込められた思いと、選手たちの努力が感じられる一杯をパートナーと一緒に楽しみ、FCふじざくら山梨の勝利を祝う乾杯が多くの人々に広がることが期待されている。競技者として、また社会人として一流を目指すFCふじざくら山梨の新たな挑戦を、ぜひ応援していきたい。