働きやすい職場
2025-03-04 13:22:36

働きやすい職場環境を目指す取り組みを表彰 第11回GOOD ACTION AWARD

第11回GOOD ACTION AWARDが光と影に照らす



2024年3月4日、株式会社リクルートが主催する第11回GOOD ACTION AWARDが開催されました。本賞は、日本各地で行われている職場環境の向上を目指す取り組みを広め、評価することを目的としています。今回のアワードでは、多様な企業からの応募の中から厳選された9つの優れた事例が表彰されました。

受賞の背景



今回の受賞事例は、地域や企業規模に関わらず、それぞれが抱える課題に創意工夫で取り組んだ結果、職場環境を一変させる成果を上げたものばかりです。審査委員を務めたHR統括編集長の藤井薫氏は、特に「一人ひとりがイキイキと働ける職場の重要性」を強調し、働く個人が主人公であるべきだと述べました。これにより、職場の問題解決に向けては、従業員と企業が共に手を取り合うことが必要だと提言されています。

最優秀賞の取り組み



1. 社会的責任に基づく組織改革(寝屋川興業・エンタープライズ山要)


寝屋川興業とエンタープライズ山要は、経営理念や行動指針を明確化し、全社員が参加する6つのチームを立ち上げ、責任感と連帯感を育成。顧客満足度向上チームは、収集漏れ問題に対し、改善策を実行した結果、ゴミの取り残しをゼロに達成しました。360度評価制度を導入することで、公平な評価がモチベーション向上にも寄与しました。

2. 特定技能2号合格に向けた取り組み(因島鉄工)


因島鉄工は、外国人労働者を育成するために、20年前から日本語勉強会を実施。1対1の面談や異文化交流会を通じ、外国人と日本人を平等に評価し、長期的なキャリアパスを提供しました。この取り組みにより、国とかかわらず活発な職場環境が生まれました。

3. シニア社員の有休取得促進(フクヤ建設)


フクヤ建設は、年長社員が有休を取得しやすい施策を導入。孫休暇「GG休・BB休」を導入することで、有休取得日数が倍増しました。また、各部署ごとの働き方改革を進め、残業時間の削減にも成功したことが評価されました。

優秀賞の具体例



優秀賞には、介護業界での「介護連携チーム」創設や、フルフレックス制度の導入など、多彩な取り組みが選ばれました。たとえば、北海道友愛福祉会は、介護現場での職員の負担を減らし、働きやすい環境を提供しています。また、さくら事務所は「自分の人生で大切にしたいこと」を重視した柔軟な働き方を実現しました。

新たな価値観の浸透



今回のアワードでは、家庭や趣味も仕事と同じくらい重要視される新たな価値観が浮き彫りになりました。組織のあり方が変化する中で、働く個人とその意識の変革が求められる時代が到来しています。このような背景のもと、GOOD ACTION AWARDは来年も更なる応募を期待し、職場改革の取り組みを支援し続けていく所存です。

おわりに



このアワードの受賞事例は、今後の企業の取り組みの参考になるでしょう。職場の環境がどれだけ重要かを再認識し、自社でも取り組みを進めていくことが求められます。日本中に広がる「イキイキ」とした職場づくりの輪が、これからも拡大していくことを期待したいです。


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会社情報

会社名
株式会社リクルート
住所
東京都千代田区丸の内1-9-2グラントウキョウサウスタワー
電話番号

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