アーティゾン美術館での多彩な現代美術展
公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館は、2020年4月18日から新たに三つの展覧会を同時に開催します。この機会に、ぜひ現代美術の魅力を体感してください。
開催される展覧会の詳細
1. ジャム・セッション(6F展示室)
「ジャム・セッション」は、石橋財団のコレクションと現代アーティスト鴻池朋子によるトータルインスタレーションの融合をテーマにしています。鴻池は、彼女の作品を通じて美術の本質的な問い直しを行い、これまでにない表現の岡を拓いています。「人間はそれぞれ異なる感覚を持って世界を捉え、それぞれの視点から作品を見る」という彼女の思想が、参加者に新たな感覚をもたらすことでしょう。この展覧会は、2020年4月18日から6月21日まで開催されます。
2. 第58回ヴェネチア・ビエンナーレ日本館展示帰国展(5F展示室)
「Cosmo-Eggs | 宇宙の卵」と題されたこの展覧会では、異なる専門分野を持つ美術家や作曲家、人類学者、建築家などによる作品を紹介します。この展示は、1956年に造られたヴェネチア・ビエンナーレ日本館を支援している石橋財団の活動の一環であり、2019年の国際美術展での成功を受けての帰国展となります。アーティストたちが自身の視点から宇宙観を表現した作品は、見る者に新たなインスピレーションを与えてくれることでしょう。
3. 新収蔵作品特別展示:パウル・クレー(4F特集展示コーナー)
アーティゾン美術館では新たに収蔵したパウル・クレーの作品24点も公開します。この展示は、彼が1910年代から1939年までの間に制作した多様な作品をカバーしています。クレーの独自の視点と抽象的な表現は、訪れる人々に新たな美の発見をもたらすでしょう。この特別展示も、2020年4月18日から6月21日までの期間限定で開催されます。
入場方法と料金
アーティゾン美術館の展示は、日時指定予約制となっており、ウェブ予約チケットが1,100円(税込)で販売されています。学生や大学生以下、障がい者の方とその付き添いは無料ですが、事前予約が必要です。チケットは公式ウェブサイトからも購入可能です。定休日は月曜日で、毎週金曜日は20時まで営業しています。
アートの楽しみを広げるアーティゾン美術館
アーティゾン美術館は、1952年に設立されたブリヂストン美術館を前身としており、2019年に新装開館しました。広大な展示スペースと最新の設備を誇り、古代美術から現代美術まで多彩なコレクションを提供しています。今回の展覧会を通じて、アートの深い世界に触れてみてはいかがでしょうか。
詳細情報は公式サイトでご確認ください。
- - 住所: 東京都中央区京橋1-7-2
- - 電話番号: 03-5777-8600(ハローダイヤル)
- - 開館時間: 10:00〜18:00(毎週金曜日は20:00まで)
- - 休館日: 月曜日
- - 公式サイト: アーティゾン美術館