新型マルチエアコン
2019-12-17 14:02:47

新型ビル用マルチエアコン「スーパーマルチuシリーズ」が登場

新型ビル用マルチエアコン「スーパーマルチuシリーズ」



東芝キヤリアから新たに登場したビル用マルチエアコン「スーパーマルチuシリーズ高効率仕様」は、最新技術を駆使した特長を備えており、プロの設備業者やビル管理者にとって見逃せない製品です。

主な特長



この新シリーズの魅力は、何と言っても高い省エネ性能とコンパクトさを兼ね備えていることです。新開発のDCロータリーコンプレッサーやインバーターを組み合わせ、冷暖房切替型スタンダードクラスではトップクラスの年間業務用エネルギー消費効率(APF)が実現されました。また、業界最大級の新型トリプルロータリーコンプレッサーを採用し、幅1,290mmというコンパクトな筐体でありながら、最大20馬力まで対応可能です。従来機種と比較して、設置面積が約40%も削減されており、ビル内部の有効活用に大いに寄与します。

新旧混在運転省力化



さらに、この新モデルは業界初の新旧混在運転機能を搭載しており、東芝が過去に販売したモデルとの通信仕様を互換させました。これにより、室外機や室内ユニットの一部を更新することができ、部分的な入れ替えも可能です。これによりユーザーは、予算や使用状態に応じたフレキシブルな対応ができ、コストを抑えることが可能になります。

新機能で価値向上



また、省力化やBCP(事業継続計画)に対応した新機能も追加され、社会的ニーズに応えています。室外機には無線通信機能を装備し、専用アプリを使ってスマートフォンから簡易点検を行うことができます。これにより、運転情報の確認や故障時の診断が迅速に行えます。さらに、自動バックアップ運転機能も搭載しており、万が一故障が発生しても運転が停止することはありません。

災害への対応



昨今の自然災害の増加に伴い、事業継続性が重要視されています。この新型モデルは、室外機の高強度化や部分更新による故障時の早期復旧機能を追加し、BCPニーズにも十分に応える設計になっています。

設備設計の効率化



この新シリーズの搭載に合わせて、冷暖房能力や冷媒追加量の計算が可能な専用の設計ツールも用意されています。また、BIM準拠のCADデータが利用可能で、設備設計の効率化にも寄与します。このように、業務用空調の革新が進んでいます。利用者の選択肢が広がる未来の空調環境に、皆さまもぜひご注目ください。

東芝グループの環境ビジョン



東芝キヤリアは、環境ビジョン2050を掲げており、地球温暖化防止や資源の有効活用、化学物質管理に取り組んでいます。これは、企業活動を通じて持続可能な社会を実現するための重要なビジョンです。「スーパーマルチuシリーズ」は、その理念を反映した製品でもあります。

このように新たなテクノロジーを搭載した「スーパーマルチuシリーズ高効率仕様」は、快適で省エネな未来のビル空間を実現するでしょう。

会社情報

会社名
東芝キヤリア株式会社
住所
神奈川県川崎市幸区堀川町72-34東芝ビル 8F
電話番号

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