2024年の夏休み、お出かけ意向調査
今年の夏休みは、記録的な猛暑が続く中でも家族でのお出かけが盛況であることが、いこーよ総研の最新の調査結果によって明らかになりました。調査は、全国の家族連れを対象に行われ、実際のお出かけ意向や傾向がどのように変化しているのかを探ります。
夏休みのお出かけ予定が9割近く!
調査によると、今年の夏休みにお出かけや旅行の予定がある、またはすでに出かけたという家族が合わせて90%近くを占めています。「出かけた」と答えたのは16%、「まだ出かけていないが出かける予定がある、検討している」という割合は71%で、大勢の家族が夏のイベントを楽しむ気持ちを持っています。
続いて6月の調査結果と比較すると、出かける予定や検討中という意向は82%から90%近くに上昇しました。猛暑の中でも家族でのお出かけをやめる人が少ないことに驚かされます。
具体的な予定は未定が40%
では、どのような施設に行く予定なのかを質問したところ、約60%の人が特定の施設があると回答しましたが、40%が「まだこれから決める」とのことです。このことからも、家族連れは天候や体調を見ながら柔軟に計画を立てる様子が伺えます。
人気のお出かけ先は?「プール」に大注目
お出かけ先として最も人気があったのは「プール」で、52%が支持しました。猛暑が続く中、子供たちが水遊びを楽しむための定番スポットとなっており、学校のプールが中止になってしまったケースもある中、家庭でのプールの需要は高まり続けています。
次いで「お祭り」や「花火大会」がそれぞれ38%、37%という高い支持を得ており、夏ならではのイベントが上位を独占しました。テーマパークや遊園地も人気ですが、猛暑の影響により水を楽しめる施設が優先されているようです。また「博物館・科学館・美術館」も人気が高まり、教育的価値を提供する場所としての注目が集まっています。
屋外から屋内へ、人気のシフト
6月の調査結果と比較すると、屋外施設の人気が下降し、屋内施設の人気が上昇するという傾向も見られます。特に「博物館・科学館・美術館」は、夏休みの中で学んだり遊んだりできる場所として多くの支持を得ており、6月の調査では15位だったのが、7月の調査で7位に上昇しています。梅雨終わりの猛暑が影響し、外を散策するのを避ける傾向が見られるようです。
まとめ:猛暑を乗り切り楽しむ家族
記録的な猛暑にもかかわらず、家族連れの夏休みのお出かけ意欲は衰えていないことが調査結果から分かりました。具体的な予定をまだ決めていない家庭も40%いるため、今後の夏休みはより柔軟に計画が立てられると考えられます。お出かけの人気先には「プール」や「お祭り」などの夏の風物詩が続いており、屋内施設の利用も増えていることが分かりました。安全で快適な夏を過ごすために、家族での充実したお出かけプランを考える機運が高まっています。
調査概要
調査方法: インターネットアンケート
調査地域: 全国
調査対象: いこーよおよびいこーよアプリの利用者
調査期間: 2024年7月15日~7月25日
サンプル数: 349
分析機関: いこーよ総研
今年の夏休みも、楽しく充実したお出かけを通じて家族の絆を深める一時となるように、しっかりとプランを立て、思い出に残る時間を過ごしたいですね。