細胞治療の新たな試み
2026-03-19 12:47:07

東京科学大学と日立グループ、共同で細胞治療研究を推進へ

東京科学大学と日立グループ、共同で細胞治療研究を推進へ



東京科学大学が推進するウイルス感染症の治療に関する研究が新たな展開を迎えます。この度、日立グループを含む5社が共同で「TP-MVST療法」に基づく治療用細胞の製造自動化に向けた取り組みを開始することが発表されました。実施は2026年3月からとなります。

TP-MVST療法とは、造血細胞移植後のウイルス感染症に対する治療法の一つで、第三者由来の抗原特異的T細胞を用います。この手法における細胞製造には、ドナー由来細胞の違いや手作業に依存した工程が課題で、品質の安定化と大量生産の両立が求められています。

この共同開発では、東京科学大学が各社の専門知識や技術を結集し、製造プロセスの標準化と自動化を進めます。東京科学大学は、臨床現場から得た知見を基にした研究手法、リバース・トランスレーショナル・リサーチを用いて、治療用細胞の質を向上させることに務め、プロジェクトを統括します。

日立グループは、日立GLSを通じて空気環境を精密に制御する技術を活用した細胞培養施設向けのソリューションを提供します。また、製造データのデジタライズ化を進め、さらに日立は細胞培養の最適化を目的としたシミュレーション技術の開発を、日立ハイテクは自動化技術の開発をそれぞれ進める予定です。さらに、岩谷産業は凍結保存手順の開発を、日本精工は細胞洗浄・精製工程の自動化機器の開発を担当します。

これらの取り組みを通じて、ウイルス感染症に対する新たな治療手段を確立し、患者の生活の質向上に寄与することを目指しています。また、日立グループが提供する「HMAX Industry」ソリューション群は、これまでのデータに先進的なAI技術を組み合わせ、バイオ医薬への新たな可能性を拓くことが期待されています。

ウイルス感染症は重症化や長期化するリスクが高く、特に造血細胞移植を受けた患者にとっては深刻な問題です。この研究が成功すれば、医療現場において新たな治療法として確立され、未来の医療に寄与することでしょう。

企業と研究について


日立グローバルライフソリューションズは、未来を創造するイノベーションで人々にハピネスを届けることを目指しています。幅広い商品やサービスを提供し、データの活用による価値創出に注力しています。日立製作所も社会の課題解決を図りながら、さまざまな先進技術を提供しています。岩谷産業は再生医療に向けた取り組みを拡大し、業界を支える姿勢を揺るぎないものとしています。日本精工は100年以上にわたり、革新的な技術で社会に貢献し続けています。

新たな細胞治療の時代が到来する中、これらの企業の協力が医療の進展に大きな影響を与えることでしょう。


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会社情報

会社名
日立グローバルライフソリューションズ株式会社
住所
東京都港区西新橋二丁目15番12号日立愛宕別館
電話番号
03-3502-2111

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