サステナブルなサニタリー用品「limerime」が挑戦
近年の社会は、ダイバーシティやジェンダー平等の実現に向けて進展を見せていますが、今なお生理に関する環境は十分とは言えません。特に職場や学校、公共施設において生理用品が常備されていないことは大きな課題です。また、生理用品の入手が困難であることから生じる「生理の貧困」も、我々の社会には見過ごせない問題として浮上しています。これに対する解決策を模索するため、サステナブルなサニタリー用品ブランド「limerime」を展開する株式会社VVV(東京都目黒区、代表取締役:須藤紫音)は、Hamee株式会社をはじめとする7社と共に新たなプロジェクトを開始しました。
プロジェクトの目的
本プロジェクトの目的は、「生理を社会で支える仕組みづくり」です。具体的には、職場や学校、公共施設などにサステナブルなサニタリー用品を設置し、戻ることのない、個人の負担に留まらない社会構造を実現することを目指しています。この取り組みは、企業や団体が自発的にトイレや共用スペースに生理用品を備えることを促進し、経済的・心理的負担を軽減することを期待しています。
参加企業と取り組みの内容
参加する企業や団体は、以下の通りです。
- - Hamee株式会社
- - 株式会社シュクレサレ
- - 合同会社hito (GLOW)
- - 社会福祉法人山口育児院
- - 特定非営利活動法人おーるまいてぃ
- - 特定非営利活動法人スポーツ・コミュニティ・アンド・インテリジェンス機構(SCIX)
- - 他1社
このプロジェクトは、2025年10月17日から約3ヵ月間にわたり実施され、各社・団体のオフィスや活動場所で行われます。実施内容には、limerimeの製品を設置し、それによる利用体験や満足度調査を行い、技術や運用に関する課題を洗い出すことが含まれています。
Hamee株式会社の見解
Hamee株式会社の代表は、プロジェクトに参画した理由として、「地球のらしさカンパニー」としての企業理念があり、個人の選択肢を広げることがこの社会の実現に寄与すると語っています。サステナブルな製品を導入することで、社員が環境問題に理解を深め、自らの選択が地球にとって有意義であることを体感してほしいと考えているのです。
未来への展望
このプロジェクトを通じて、limerimeと参画企業は「生理を個人の問題」から「社会の課題」へと昇華させ、誰もが安心して働き、学び、暮らせる未来を目指します。サステナブルな選択肢が普及することで、心地よい社会を実現するための第一歩がこのプロジェクトにあるのです。
limerimeについて
limerimeは、環境に配慮し、土に帰る素材を使用したプラスチックフリーのサニタリー用品ブランドです。製品には、敏感肌に優しい天然の竹由来の繊維が用いられており、抗菌・防臭・制電性に優れた特性を持ち、ムレにくい作りとなっているため、安心してご利用いただけます。現時点では、昼用や夜用のパッド、パンティーライナーを展開しています。
私たちと共にこのサステナブルな取り組みを広げていきましょう。
会社概要
- - 社名:株式会社VVV
- - 所在地:東京都目黒区青葉台 3-18-3 THE WORKS 405
- - 代表者:代表取締役 須藤紫音
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