東京ガスとスカイディスク、資本業務提携を発表しさらなる成長へ

東京ガスとスカイディスクが手を組む

福岡に本社を構える株式会社スカイディスクが、東京ガス株式会社との資本業務提携を発表しました。この提携は、スカイディスクの「ものづくりを、もっとクリエイティブに」というミッションを基に、製造業のDX（デジタルトランスフォーメーション）を進化させることを目指しています。スカイディスクは、内部の柔軟な発想と迅速な意思決定で成長を続けてきました。

提携の背景と目的

東京ガスの持つ業界知見や経営リソースとの組み合わせにより、スカイディスクはさらなる事業の成長と価値の創造を目指します。具体的には、東京ガスが展開する製造業向けソリューション「Joyシリーズ」との協業や、顧客および代理店ネットワークを活かした「最適ワークス」の販売促進、人材の交流による営業や開発面でのシナジーの創出が計画されています。

本提携は、既存の株主にも影響を与えず、引き続き彼らが株主として参加することが期待されています。このように、スカイディスク、東京ガス、既存株主が三位一体となり、強固なパートナーシップを築くことで事業の拡大に繋がります。

最適ワークスとは？

スカイディスクが開発した「最適ワークス」は、製造業向けのAI×SaaS生産計画自動立案システムです。このシステムは、注文情報から瞬時に設備稼働や人員配置の計画を立案します。導入は2022年4月以降、150社を超える企業に広がっています。

このシステムは、現場での生産計画をリアルタイムで運用できるようにし、納期遵守や品質担保、在庫調整、生産効率の向上を支援します。また、特許申請技術による独自のUI/UX設計が、マスター設定の手間を大幅に改善しました。