警備業界に新たな風を吹き込むSQ-2ロボット
東京都中央区に本社を置くSEQSENSE株式会社が、警備ロボット「SQ-2」に新機能「人物検知機能」を搭載したことを発表しました。この機能は、2025年9月22日から正式に警備ロボットサービスの一環として提供されます。
人物検知機能の概要
新たな「人物検知機能」は、警戒エリアへの侵入者や留まる人物をリアルタイムで把握し、警備員へ即座に通知します。この機能によって、警備レベルが向上するだけでなく、監視の効率も大幅に改善されます。
ロボットが稼働中、指定されたエリアや時間帯に人を検知すると、操作監視用パソコンに通知が送信されます。これにより、閉館後などの無人状態においても、不審人物を早期に発見できるというメリットがあります。これまでは一部の施設での試験的な導入にとどまっていましたが、いよいよ本格的にサービスが始まります。
SEQSENSEの取り組み
SEQSENSEは、日本国内における自律移動型ロボットの製造と開発を行っている企業です。彼らの主力製品であるSQ-2ロボットは3D LiDARセンサーを搭載し、詳細な3次元マッピングや動体検知、環境変化の検出が実現可能です。これにより、立哨や巡回、来館者対応など、警備業務を多方面で代替することができ、施設の管理コストも削減できます。
この人物検知機能は、警備ロボットサービスの標準機能として提供されるため、追加の機器設置やオプション料金は必要ありません。ただし、一部の機種では対応していないことがありますので、利用を検討されている方は事前に確認が必要です。
SQ-2シリーズの導入実績
SQ-2シリーズは、2025年9月時点で全国に80台以上の導入を果たしています。企業や公共施設において、自律移動型ロボットによる新たな警備の形が急速に広まっています。
SEQSENSEの会社情報
- - 所在地: 東京都中央区明石町6-4ニチレイ明石町ビル 5階
- - 創業: 2016年10月3日
- - 代表者: 中村 壮一郎
- - 公式サイト: SEQENSENSE公式サイト
- - 連絡先:
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電話: 03(6625)5313
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メール:
[email protected]
警備ロボットの進化は、この業界における安全性と効率性に新たな地平を切り開くことが期待されています。SQ-2の登場は、今後の警備方式に大きな影響を与えることでしょう。