新たな夏の名曲が誕生
2023年の夏、音楽シーンに突き刺さる新たな楽曲『うじうじしてちゃあ悪いかよ』が登場しました。この楽曲は、新進気鋭のボカロプロデューサー「あだちかすか」と、VTuberアーティスト「閑地游」のコラボレーションによるものです。8月14日(水)にデジタルリリースされたこの楽曲は、疾走感あふれるバンド編成風のサウンドにネガティブな歌詞が載せられ、早耳のリスナーたちの心を掴んでいます。
『モノガタリー』からの新たな波
今回の楽曲は、ソニー・ミュージックが運営する小説投稿サイト『monogatary.com』のプロジェクト「READ」の一環として誕生しました。このプロジェクトでは、小説と音楽、イラストレーションのコラボレーションを通じて新しい文化を創造しています。過去には、話題曲『アイドル』を生み出した「YOASOBI」など、今をときめくクリエイターが活躍しています。
切なさと力強さを融合
『うじうじしてちゃあ悪いかよ』の原案は、なめくじの「ぼく」を主人公とした、一夏の切ない物語です。あだちかすかの持ち味であるスピード感溢れるメロディと、閑地游の突き抜けるような歌唱力によって、この楽曲は聴く人々の心に深く響きます。歌詞はネガティブであっても、その中に秘められた力強いメッセージが、多くの人に共感を呼んでいます。
クリエイターたちの思い
あだちかすかは、2017年から音楽活動を始め、バンド編成に近いサウンドを駆使して独自の世界観を表現しています。代表曲には、『僕が悪いんですか。』『目を覚ませ!』などがあり、特にネガティブなテーマを扱いながらもリスナーに聴かせる技術を持っています。
一方、閑地游は、2021年に活動を開始し、等身大の歌詞と心の声を大切にした音楽を展開しています。2022年には自身初のライブイベントに出演し、じわじわとファンを増やしています。
ビジュアルアートとの融合
この楽曲には人気イラストレーター「あんこま」による描き下ろしイラストを使用したアートワークが施されています。リリックビデオも制作され、視覚的な楽しみも提供されています。音楽だけでなく、視覚的にも楽しませてくれるこのコラボレーションは、まさに示される新しい時代のアートと音楽の形です。
まとめ
『うじうじしてちゃあ悪いかよ』は、ただの音楽を超えた、物語やアートを内包した一作品です。聴いていると、自分自身の気持ちに寄り添ってくれるような、そんな魅力を持っています。ぜひこの楽曲を聴いて、夏の思い出とともに心に刻んでみてください。デジタルでの配信は、ストリーミングサービスや各種音楽プラットフォームで利用可能です。