美容医療の最前線に迫る
2025年8月16日、大阪国際会議場にて「第43回 日本美容皮膚科学会 Fotonaハンズオンセミナー」が開催されました。このセミナーで登壇したのは、THE ROPPONGI CLINICの長尾沙也加医師です。彼女は、「安全で患者様満足度の高い治療のために知っておきたいこと」というテーマで、最新のレーザー治療「ミラジェットフォルテ」と、人中短縮の治療法について講演を行いました。
次世代美肌治療《ミラジェットフォルテ》とは
長尾医師の講演の目玉は、針やメスを使わずに肌の深部に薬剤を届ける次世代美肌治療《ミラジェットフォルテ》でした。この治療法は、特殊なマイクロジェット技術を用い、ヒアルロン酸や成長因子を真皮層に効率よく導入します。その結果、美肌効果やハリ感アップ、小じわの改善が期待できるのです。さらに、従来の注入治療と比較して、
- - 痛みやダウンタイムが少なく、
- - 針を使わないため感染リスクが低い、
- - 自然で均一な仕上がりを実現できる、
といった利点があります。このため、「痛みに敏感な方」や「自然な若返りを希望する方」から高い注目を集めています。
人中短縮の新しいアプローチ
長尾医師はまた、人中短縮治療の重要性にも言及しました。人中が長く見えることは、顔のバランスを崩し老けた印象を与える原因となります。従来は外科手術が必要でしたが、 Fotona 6Dを用いることで、皮膚を引き締め、コラーゲンを再生し、リフトアップしながら自然に口元を短縮することができると説明しました。これにより、切らずに人中を短縮する効果が期待できます。
実技デモンストレーション
講演の後、長尾医師はFotona 6Dの最新機器を実際に使用し、参加者に技術をデモンストレーションしました。この実技では、効果的な照射方法のポイントが公開され、参加者は「本物の効果」を実感できる貴重な体験を得られました。美容医療の最前線を体験し、参加者は大いに刺激を受けました。
クリニックの理念と長尾医師の信念
THE ROPPONGI CLINICは、「一人ひとりに合わせた最高の美容医療を」という理念のもと、患者様の悩みに寄り添い、細部にこだわったオーダーメイドの医療を提供しています。長尾医師は、多くの施術経験を重ねており、2020年には六本木院を、2021年には恵比寿院を開院しました。彼女の美へのこだわりは、ミセスジャパン全国大会優勝の経験にも表れており、患者様の理想を実現するために尽力しています。
美容医療の進化は止まることがありませんが、長尾医師の取り組みは、その最前線を行っていると言えるでしょう。今後の美容医療における技術革新に多くの期待が寄せられています。