AIによる帳票データ化の最前線
CENTRIC株式会社では、DX推進室を中心に、紙の帳票に関連するデータの自動化と価値向上を目指しています。従来の「読み取って終わり」という方法から脱却し、AIを駆使して帳票の読み取り、データ構造化、さらには独自の変換ルールを自動化することに成功しています。この取り組みは、業務の効率化だけでなく、人的判断の軽減をも実現しています。
背景
これまでの帳票処理は、文字や数値を単に読み取るだけではなく、得られた情報を所定のフォーマットや分類に整形する必要がありました。これには熟練の判断が必要で、新しい帳票が登場するたびに時間がかかるという課題がありました。それに対し、CENTRICのDX推進室では、技術の力を借りてこの一連のプロセスを自動化することを目指しました。
取り組み内容
1. 読み取り自動化
AIによる読み取り機能の強化はもちろん、業務フローに応じて必要な形式に内容を変換するルールを事前に組み入れることによって、変換作業を大幅にスピードアップしています。例えば、同じ情報を表す異なる帳票形式も自動で適切に処理されるため、担当者が判断する必要が減少しました。
2. ノウハウの蓄積と再利用
過去のデータを基にした知見を体系化し、類似の帳票を扱う際のリードタイムを大幅に短縮することができました。これにより、新しい帳票を初めて扱う際でも、迅速に対応できる体制が整いました。また、個人情報に関しては厳重な管理がなされ、匿名化されたデータのみが使用されます。
3. 確認体制の構築
自動化したデータ処理についても、確認プロセスを設けており、最終的にはAIだけに頼らず、人による確認を行うことができます。これにより、データの精度を担保しつつも、担当者の負担を軽減しています。
4. 安全な運用環境
個人情報を含む帳票に関しては、安全なクラウド環境で処理を行い、アクセス控制などの措置が講じられています。これにより情報漏洩のリスクを最小限に抑えつつ、安全にデータ処理が行われています。
成果
最新の自動化技術を導入することによって、読み取り後の変換作業が41%削減され、業務の効率化に貢献しています。また、新たな帳票への対応も迅速に進められるようになり、今後もこの良好なサイクルを継続的に改善していく予定です。
今後の展望
CENTRIC株式会社は、さらなる帳票データ化の自動化を推進し、高い精度で迅速なサービス提供を目指します。将来的には、蓄積してきたノウハウをクライアントの業務にも活かし、業務効率化につなげていきたいと考えています。持続可能な社会に向けた取り組みとして、さまざまな業界における支援も行っていく予定です。
会社概要
- - 会社名:CENTRIC株式会社
- - 代表者:山田亮
- - 所在地:東京都豊島区池袋2-50-9 第三共立ビル5F
- - 設立日:2009年4月6日
- - 事業内容:BPO総合支援サービス、コンタクトセンター運営・コンサルティング、音声感情解析サービスの研究・開発
- - URL:https://centric.co.jp/
本記事では、CENTRIC株式会社の最新の取り組みについて詳しく解説しました。今後も、デジタル技術を最大限に活用した業務革新が期待されます。