新たなエンターテインメント体験の幕開け
2023年、エンターテインメント業界に新風を巻き起こる大きなニュースが飛び込んできました。それは、ジオフラ株式会社と株式会社funboxが資本業務提携を結び、両社の強みを生かした新しい形のエンターテインメントが誕生するというものです。この提携は、地域における人流を促進することを中心に、リアルとデジタルを組み合わせた新たな体験の創出を目指しています。
提携の背景
ジオフラは、「Moving Entertainment」という理念のもと、移動がもたらす経済効果を最大限に引き出し、地域の持続可能な発展を促進することを目指して2023年3月に設立されました。また、funboxはカプセルトイやオリジナル雑貨の企画・製造・販売を行い、リアルとデジタルを融合した新しい体験を提供してきました。
この提携では、funboxが持つカプセルトイの筐体やオペレーション力を活用し、ジオフラのエンタメアプリ「プラリー」のOMO型集客機能と組み合わせ、地域回遊体験をより豊かにします。両社の技術を融合させることで、観光地や商業施設での新しい集客プロモーションを実現します。
具体的な取り組み
提携を通じて、funboxはジオフラに対してカプセルトイ筐体を提供し、商品企画や運営管理、売上データの連携などを行います。ジオフラはこれら筐体を使った常設展開に加え、デジタルスタンプラリーイベントやチェックイン機能、さらには人流データ分析にも力を入れる予定です。これにより、エンタメに新たな価値をもたらすエコシステムが整備されていきます。
今後は、両社が共同でIPコラボレーションを行い、全国各地で「街ガチャ」企画を実施します。これにより、カプセルトイの購入とスタンプラリーを組み合わせた新しい体験が生まれ、地域を巡る楽しさが増していくことが期待されます。
環境への配慮も
また、両社は環境問題にも配慮し、バイオカプセルの採用などサステナブルな素材を使用した製品開発に取り組む予定です。地域の企業や自治体との連携を深め、持続的な地域プロモーションの推進を図ることも大きな目標の一つです。
代表者のコメント
funboxの代表取締役社長・林基史氏は、「ジオフラ社のテクノロジーと私たちのものづくりが融合することで、街や施設、観光地をより魅力的な体験の舞台に変えていきます」と意気込みを語り、ジオフラの尾崎社長も「私たちの技術とfunboxの製品が結びつくことで、新しい形での人の移動を活性化し、街をエンタメに変えていきたい」と期待を込めています。
おでかけエンタメアプリ「プラリー」
「プラリー」は、日常の移動を楽しい体験に変えるエンタメアプリとして注目されています。デジタルスタンプラリーやポイント収集を通じて地域を巡ることができ、幅広い世代に利用されています。このアプリを通じて、地域経済や文化の振興にも寄与することが期待されています。
結論
この提携は、エンターテインメントの新たな可能性を開くものであり、地域経済の活性化や新しい消費体験の提供へと繋がるでしょう。ジオフラとfunboxが共に手を携え、未来のエンタメシーンを創造していく様子から目が離せません。