ビジコム、マネーフォワードとの連携開始
株式会社ビジコム(本社:東京都新宿区)は、提供するPOSレジ『BCPOS(ビーシーポス)』と『リアレジ』のデータを、株式会社マネーフォワードが提供する『マネーフォワード クラウド』と接続する連携を開始しました。この協業により、小売店や専門店のPOSレジで記録された売上や入金データが、『マネーフォワード クラウド』へ自動で取り込まれることで、経理業務の効率化が見込まれています。
店舗経理の効率化に向けた一手
従来、店舗運営では日々の売上を会計ソフトに手動で入力する作業が負担となっていました。特に、軽減税率や標準税率、現金やクレジットカードなどの多様な決済手段が混在するため、正確な仕訳処理が難しいのが現実です。今般の連携により、POSシステムで生成された売上データを自動的に集約し、マネーフォワードのプラットフォーム上で正確なマッピングを実現します。この取り組みは、「店舗経理DX」を促進し、手作業によるミスを防ぐ重要なステップとなります。
新しい3階層構造
この連携の核は、データの3階層構造による精密な処理です。まず、サブロ座(店舗名とコード)に基づき店舗を個別管理。続いて、取引ヘッダーとして販売を意味する伝票を特定し、最後に取引明細として支払手段と売上の分類を行います。この方式により、データ処理の透明性と正確性が向上します。万が一、借方と貸方の合計金額が不一致の場合は即座にエラーが発生し、早期に問題を検出する仕組みも構築されています。
複雑な決済手段への対応
現金、クレジットカード、商品券など、決済手段に応じた勘定科目へ自動的にデータを集約することが可能です。また、軽減税率や標準税率の混在に対応しつつ、免税や非課税売上の処理も迅速化されます。これにより、複雑な店舗経理業務がスムーズに進行します。
柔軟なデータ管理
連携は初回のみ新規口座連携時に過去13ヶ月分のデータを一括で取得し、その後は1日1回の自動連携が行われます。また、必要に応じて手動での更新も可能で、店舗側のニーズに柔軟に応えます。
さらなるサービスの展望
『マネーフォワード クラウド』は、バックオフィス業務を効率化するためのSaaS型サービスプラットフォームであり、法人向けだけでなく、個人事業主向けの確定申告ツール等も提供しています。これにより各業種のニーズに応じたソリューションを適切に提供し、多様な店舗運営を支援しています。
未来への期待
小売業界におけるデジタル化が進化する中、ビジコムのPOSレジシステムとマネーフォワードのクラウドサービスの連携は、店舗経理の新しいスタンダードになるでしょう。この進化により、多くの店舗が経理業務の負担を軽減し、より効率的かつ正確なデータ管理を実現できることを期待しています。