位置ゲーが地方創生に貢献、ユーザーの7割が旅行先に活用

位置ゲーが地方創生を後押し

11月11日は「位置の日」とされ、この日を祝うために行われた最近の調査では、コロプラの位置ゲーがユーザーの日常や旅行に与える影響が明らかになりました。株式会社コロプラが実施したこの調査では、8,027人のユーザーからの回答を集約。実に約7割のユーザーが「旅行やお出かけ先を位置ゲーに合わせて選んだことがある」との意見が寄せられました。

調査結果の詳細

調査結果の中で最も注目されたのは、位置ゲーに対する魅力です。「珍しい場所・知らなかった場所を知るきっかけになる」との回答が56.0%を占め、さらに「観光・街歩きを楽しめる」が51.4%という結果も。これらの数字から、ゲームがただのエンターテインメントにとどまらず、実際にユーザーに新たな発見を提供していることが伺えます。

位置ゲーは移動することでゲームの進行が進むため、ユーザーは無意識に旅行や外出を促され、その結果新たな観光地や文化に触れる機会が増えているのです。例えば、あるユーザーは「知らない場所を訪れるきっかけになり、旅行が趣味になった」と語っており、他にも多くの人が位置ゲーを通じて近場や遠方の観光地に関心を持つようになりました。これにより地方経済が活性化し、地域の特産品や文化が再評価されています。

地域の活性化につながる実店舗

また、コロプラは位置ゲーの一環として、実店舗「コロカ店」を全国に展開しています。そこで購入した商品に付随する「コロカカード」は、ゲーム内で特別なアイテムと交換できる仕組みです。これによってユーザーはゲームを楽しみながら地域経済にも貢献することができます。

実際に、コロカ店で買い物をするユーザーからは「旅行の際には必ずコロカ店に寄ります」との意見もあり、観光と購入活動が結びつく新しい形の経済活動が生まれています。ついに、位置ゲーはただの娯楽を越え、未来の観光モデルへと発展しつつあるのです。

ユーザー体験の一部

調査に寄せられた体験談の中には、他のユーザーと交流することでお出かけが更に楽しくなったという声や、出かける目的ができたことで日常の生活が豊かになったといった意見が多くありました。外出の機会を増やす一因として、位置ゲーが大きく関与していることは間違いありません。

このように、位置ゲーがもたらす影響はただのゲームプレイにとどまらず、地域や文化への関心を高め、訪れる理由を提供するものとなっています。これからも、位置ゲーが持つ可能性は広がり続け、さらに多くの人々のライフスタイルに変革を促すでしょう。