WHILL社が国交省のシンポジウムで近距離モビリティの未来を語る
WHILL株式会社(以下「WHILL社」)は、2025年1月23日(木)に開催される国土交通省主催の「第2回 歩行空間DX研究会シンポジウム」において、同社の上級執行役員である池田朋宏氏が登壇することを発表しました。これは、近距離移動のソリューションを提供する企業としての重要な役割を担う機会として位置づけられています。
シンポジウムのテーマと目的
シンポジウムのテーマは「“持続可能”な移動支援サービスの普及・展開に向けて」です。池田氏は、第二部のパネルディスカッションにおいて、全国で実施してきたWHILLの近距離モビリティサービスやその成果について紹介し、だれもが当たり前に近距離移動できる世界の実現に向けたビジョンを提案します。
国土交通省では、包摂社会の実現を目指し、自律的に安心して移動できる環境を整えることに力を入れています。これまでにも多くの活動を通じて、最新の技術や研究、取り組みの情報共有や意見交換を行ってきました。今回、WHILL社はその一員として、国内企業を代表しシンポジウムに呼ばれています。
WHILL社の近距離モビリティへの取り組み
WHILL社は、2012年の創業以来、歩行領域での近距離移動のプロダクトやサービスをグローバルに展開しています。日常生活だけでなく、旅行や観光シーンでも快適に近距離移動を楽しめるよう、日々取り組んでいます。この背景には、世界的な高齢化や多様化の進展、日本における「合理的配慮」義務化などの社会情勢があります。
観光エリアや公共施設、大型商業施設などでWHILLモビリティサービスの導入が進む中、近年では東京・丸の内エリアでのイルミネーションを楽しむ機会を提供するなど、さまざまな場所での活用が拡大しています。また、島根県の津和野町では、歩きやすさを考慮したまちづくり「津和野会議2024」にも参加し、地域にも貢献しています。
シンポジウムの日程と場所
シンポジウムは東京都北区の東洋大学赤羽台キャンパスINIADホールで、14:00から16:30の予定で行われます。参加は無料で、現地参加に加え、オンラインでの同時配信も行われます。参加希望者は、公式ウェブサイトから申し込むことができます。
パネリストの紹介
池田氏のプロフィールは、以前に大手印刷会社で企画営業を担当し、WHILL社では西日本拠点の立ち上げや販売網の拡大に貢献。2023年10月には上級執行役員に就任し、誰もが快適に近距離移動できるエコシステムの構築に注力しています。
まとめ
WHILL社は、今後も官民のさまざまなステークホルダーと連携し、近距離モビリティの実装を進めることで、すべての人々が快適に移動できる未来の実現を目指しています。このシンポジウムを通じて、さらなる可能性が広がることが期待されます。