エイキュウリンクスがアフターコロナへ挑む電子チケットサービスの全国展開

エイキュウリンクス、アフターコロナに向けた新サービス展開

2023年、アフターコロナの社会に向け、エイキュウリンクス株式会社が新たに旅行業界向けの電子チケット発行サービス「eチケットサービス」を全国で提供することを発表しました。このサービスは、非接触型の便利なツールとして、旅行業界の回復をサポートすることを目的としています。

エイキュウリンクスの歴史

エイキュウリンクスは2013年に設立され、地域活性化を目指したサービスを展開してきました。九州内の宿泊施設と飲食店をつなぐ「グルメチケット」を発行し、利用者に対して1,000円券として提供することからその活動が始まりました。温泉地や観光地での宿泊プランに飲食店のクーポンを組み合わせることで、旅行客に新しい体験を提供してきたのです。

その後も2014年には、旅行会社向けのパッケージプランでの特典として「グルメチケット」を好評を得るなど、事業をさらに拡大させてきました。

「Travel e-gift」の導入

2017年からは、紙媒体のチケットを電子化する取り組みがなされ、「Travel e-gift」として新たなサービスを提供。これにより、利用者は手元に物理的なチケットを持たずに済む利便性が生まれました。加えて、旅行業界や宿泊業者のチケット管理も簡素化され、経費削減や業務効率化に寄与しました。

さらなる展開

2020年4月からは、「eチケットサービス」として、旅行会社が独自に観光券を発行できる機能を搭載。このサービスは大手旅行会社でも採用され、例えばスキーツアーのクーポンの電子化も実現しました。このように進化したサービスは、旅行者に多様な選択肢を提供するだけでなく、業界全体の生産性の向上にも貢献しています。

アフターコロナにおける展望

コロナ禍の影響を受けた旅行業界は、困難を極める時期もありました。しかし、エイキュウリンクスは「eチケットサービス」を通じて、関連業者や利用者に安全で快適な旅行体験を提供することを目指しています。非接触型のチケットサービスは、現在のニーズに即したソリューションとして注目を集めています。

企業は、全国各地の地域活性化にも寄与することで、エイキュウリンクスのサービスが持つ可能性を感じています。アフターコロナの新しい生活様式に合った軽快な旅行の形を提案し、観光地にも新たな人々を引き寄せる役割を果たすことが期待されます。

企業概要

エイキュウリンクスは、福岡市に本社を置き、地域に根ざしたサービスを展開しています。利用者、発行元、加盟店がWin-Winの関係を築くことで、さらなる発展を目指していくとのことです。

設立から約10年が経とうとしている同社は、今後も新しい価値を提供し続けることで、地域経済への貢献を継続していくことでしょう。