ウクライナ国立バレエが2025年に日本に再来
ウクライナ国立バレエが2025年1月に日本で再来公演を行うことが決定しました。特に注目すべきは、かつてウクライナの舞台で多くの経験を積んだアリーナ・コジョカルがこの公演に出演することです。約15年ぶりの日本での主演となります。
公演の概要
この公演では、定評のある演目「ジゼル」を含む三つのプログラムが提供されます。「ジゼル」は、寄せられた義援金をもとに衣装や舞台装置を一新した新しい演出で上演される予定です。2024年に日本での世界初演が行われたばかりであり、多くの反響を呼びました。
さらに、「プレミアム・ガラ」では芸術監督の寺田宜弘氏が新たに導入したレパートリーが披露され、ウクライナの歴史や文化を感じさせる名作にも焦点を当てています。ウクライナは依然として困難な状況にありますが、ダンサーたちの情熱が新しい作品を生み出す力となっています。
また、「初夢バレエまつり」は、家族で楽しめる内容となっており、親子でバレエを体験する絶好の機会です。小さなお子様も一緒に楽しめる演目が用意されている点も魅力です。
アリーナ・コジョカルへの期待
アリーナ・コジョカルは、ウクライナ国立バレエでのキャリアをスタートし、その後、英国ロイヤル・バレエ団のプリンシパルとして活躍してきました。彼女は常に新しい解釈を加えながら「ジゼル」を演じることに情熱を注いでおり、今回の新版にどのようにアプローチするのかが多くの人々の関心を集めています。特に、彼女の表現力は毎回の公演で進化を遂げています。
共演者としてハンブルク・バレエ団のプリンシパル、アレクサンドル・トルーシュとの共演も注目されています。彼の出身地であるウクライナへの感謝の意を込めたパフォーマンスになることでしょう。
公演詳細
- - 公演日:2025年1月3日(金)〜1月19日(日)
- - 会場:東京文化会館(上野)、LINE CUBE SHIBUYA(渋谷)、フェスティバルホール(大阪)、および他の地域で全17公演予定
- - チケット料金:SS席19,000円〜D席7,000円(オケ付)・S席9,500円〜C席4,000円
- - 出演者情報:アリーナ・コジョカル(ゲスト)、オレクサンドラ・ゴリッツァなど
チケット販売
先行販売は2024年8月28日(水)から始まります。一般販売は9月11日(水)より開始されます。詳細は光藍社の公式ウェブサイトで確認できます。
この特別な公演に、ぜひご期待ください!コジョカルとウクライナ国立バレエの共演によって生まれる美しいバレエの時間を体験しましょう。
参考情報
光藍社の公式YouTubeチャンネルでは、ウクライナ国立バレエ「ジゼル」の全幕動画も公開中。ぜひこの機会に視聴してみてください。