Voicyエピソードアワード2025:心を動かす放送とは
音声プラットフォーム「Voicy」は、今年も「Voicyエピソードアワード2025」を開催し、22万を超える放送から様々なエピソードを選出しました。このアワードでは、視聴数といった定量的なデータに頼らず、「聴く人の心を動かしたか」という観点から評価が行われます。
参加者の声:感動のエピソード
アワードの選考基準は、リスナーからの推薦や特別審査員の評価をもとにした質的なものです。約4,000人のリスナーたちが「今年、聴いて欲しい放送」として推薦したエピソードが集まり、その中からノミネート放送13本が選ばれました。特に注目されたのが、以下の受賞作品です。
大賞:『親になること』
パーソナリティ:土門 蘭
この放送は「親」となることの意味を深く掘り下げ、リスナーに感動を与えました。土門さんは、聴いてくださったリスナーへの感謝の気持ちを表し、「私の子ども時代からの思いをお話しできたことが嬉しい」と語りました。サポートしてくれる方々への感謝の思いが、深い共感を呼びました。
審査員特別賞受賞作
1. 『【大切なこと】芳麗さんと🌸人生の分岐点、病気と向き合うこと』
パーソナリティ:中井 伸子
中井さんは、20年来の友人との対話を通じて病気というテーマを掘り下げ、「自己信頼」という軸で心の深い部分に触れた放送が評価されました。このエピソードは、Voicyの場ならではの対話が実現したものとも言えます。
2. 『4年間、本当はやりたかったけど自粛してた放送』
パーソナリティ:高橋 晋平
この放送は、高橋さんが実現したかったことを語る内容で、音声ならではの表現力を示しました。「聞くと楽しくなるような放送を目指した」と語る彼の姿勢が、多くのリスナーの支持を集めました。
リスナーズ・チョイス賞:『大人向けの話。障害者。セックス。死。』
パーソナリティ:あぴママ
あぴママは、一般的にタブー視されがちなテーマに率直に向き合う姿勢が、多くのリスナーに共鳴しました。このエピソードは、聴く人に考えるきっかけを与え、リスナーの支持を集めることに成功しました。
審査員の評価:声の魅力に注目
特別審査員として参加された方々からは、声の持つ情報量の豊かさや感情の表現が際立っているとの評価が寄せられました。トークの内容だけでなく、話すスピードや間の取り方に注意を払いながら、リスナーとの関係構築を大切にしているとのことです。
それぞれの放送が持つ個性や独特の魅力は、今後の音声コンテンツの発展に寄与すると期待が寄せられています。
Voicyエピソードアワードの意義
Voicyエピソードアワードは、音声というメディアの特性を活かし、誰もが気軽に参加できる場を提供することによって、音声業界全体の活性化を図ることを目的としています。この機会を通じて、新しいリスナーとの出会いや、音声コンテンツの可能性を広げることができるのです。
特設サイトでは、受賞作品やノミネート放送をすぐに聴くことができますので、ぜひチェックしてみてください。
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