光をテーマにした新たなアート体験
東京・渋谷に位置するオルタナティブスペース「Kura」で、クリエイティブエージェンシーUltraSuperNewが第8弾展覧会を開催します。展覧会のタイトルは『Shape of light | 光の姿』。期間は5月30日から6月14日まで、中国出身の現代抽象画家・林翔希(リン・ショウキ)の個展です。この特別な展覧会では、光がもたらすさまざまな対話を感じることができます。
林翔希のアート哲学
林翔希は、知覚、光、空間をテーマにした作品を手掛けており、長年のアートキャリアを経て、2018年から東京を拠点に活動しています。彼の作品は、19世紀の光学研究からインスパイアを受けたもので、再帰性反射素材を用いています。この素材は、見る角度や光の加減によって、作品の表情を変化させるため、観る者に新たな視覚体験を提供します。
リンの作品には、幾何学的形態である円や四角と、即興的な抽象表現が融合しており、どの角度から見ても異なる印象を受けることができます。これはまさに、「光の対話」の一部と言えるでしょう。彼のアートは「知覚と存在の儚さ」を表現しており、訪れる人々に深い感動を与えます。
オープニングレセプションとサパークラブ
初日となる5月30日には、18時から21時までオープニングレセプションを開催します。この特別な夜、是非足を運んでみてください。また、初めての試みとして、UltraSuperNewは6月11日に「サパークラブ」を開催します。このイベントでは、美味しいディナーを楽しみつつ、アートを鑑賞できるという贅沢な体験が待っています。料理は、ベトナムの歴史と愛を食に織り交ぜたヘイゼル・グエンが担当します。
開催概要
- - 会期: 5月30日(金)~ 6月14日(土)
- - 開館時間: 火曜~金曜(14:00~19:00)、土曜(11:00~19:00)
- - 休館日: 日曜・月曜
- - 場所: UltraSuperNew KURA(〒150-0011 東京都渋谷区東2-6-18エポック)
- - 入場料: 無料
ぜひこの機会に、光と共に生きるアートの世界に触れてみてはいかがでしょうか。
UltraSuperNewの紹介
UltraSuperNewは、2016年にシンガポール、2020年にはコロンボ、そして最近ではアムステルダムへの展開を果たした、日本をはじめとするアジアの若者文化を発信するクリエイティブエージェンシーです。彼らのミッションは、ミレニアル世代とZ世代の声を代弁し、ローカルクリエイティブコミュニティを支えることです。
今後も、UltraSuperNewの新たなプロジェクトやイベントに注目していきたいですね。