ウクライナの木製玩具が日本に上陸
ウクライナ発の木製玩具ブランド「SABO CONCEPT」と「Babai」のおもちゃが、三菱地所の新しい産後ケア施設「YUARITO DAY 日本橋浜町」に登場します。「YUARITO DAY」は1歳未満の赤ちゃんとそのママを対象にした日帰り型のケアサービスを提供し、ここに設置された知育玩具が注目されています。これにより、赤ちゃんとママの絆がさらに深まることが期待されています。
「YUARITO DAY 日本橋浜町」とは
この施設は9月17日に試験運用を開始し、助産師などの専門スタッフがママと赤ちゃんのケアを行うだけでなく、ボディトリートメントや離乳食の提供、さらには“母乳育児と仕事の両立”に関する相談も受け付けます。
プレイエリアには知育玩具や絵本が揃えられ、またフリードリンクを楽しむことのできるラウンジスペースも併設されています。利用は手軽で、安心安全を重視した運営が行われており、常に3人以上のスタッフが勤務。中でも2名以上は助産師の資格を持った人材です。医療監修は「丸の内の森レディースクリニック」の院長、宋美玄氏が行っています。
設置されるウクライナのおもちゃ
施設内のプレイエリアには、ウクライナの「SABO CONCEPT」の人気商品「Alphabet Block」や「Ring Stacker」、また「Babai」の「SEA STONE」といった木製玩具が設置されます。これらは全て職人の手作りで、高品質と環境への配慮がなされています。
- - Alphabet Block:4面に様々な情報が刻印された積み木で、赤ちゃんから小学校低学年までの子どもが楽しむことができ、親子間のコミュニケーションにも寄与します。
- - Ring Stacker:ドーナツ型の積み木を棒に通して遊ぶおもちゃで、自然な色合いの美しいデザインが特徴です。音を鳴らしてみたり、転がしたりと、様々な楽しみ方ができます。
- - SEA STONE:色と形の異なる14個の積み木がセットとなり、赤ちゃんが遊ぶことで想像力を広げるオープンエンドなおもちゃです。
Boonの取り組み
「Boon」はウクライナ大使館と協力し、ウクライナの玩具を輸入販売しています。2022年に始まった戦争によって現地の経済が厳しい状況に置かれているため、日本市場での販路を確保し、そこでの売上が現地の職人たちの雇用維持に貢献しています。これにより、商品の品質が保たれるだけでなく、ウクライナの文化や手仕事への理解も深まっていくことを期待しています。
施設の詳細
「YUARITO DAY 日本橋浜町」は東京都中央区に位置し、都営新宿線「浜町」駅から徒歩2分のアクセスです。利用対象は1歳未満の赤ちゃんとそのママで、営業期間は2024年の9月17日から11月30日までの火・木・土・日曜日です。時間は10:00から16:30まで、利用希望日の前日までに予約が必要です。
この新たな試みが、母子の大切な時間をより豊かにすることを願っています。