新たな光の旅、劇団あはひの「光環ONLINE」
劇団あはひがこの春に発表した新作『光環ONLINE』は、観測史上まれな金環皆既日食の瞬間とともに展開されるオンライン映像作品です。2023年4月20日、オーストラリアのエクスマウス海岸から中継され、この特別な現象を通じて視聴者と繋がります。実に2年間をかけて制作された本作は、過去の作品『Letters』や『光環(コロナ)』とともに、コロナ禍の経験を綴ってきた流れのなかでの集大成とも言えるでしょう。
日食がもたらす神秘的な体験
本作の特徴は、日食の観測がリアルタイムで行われるという点にあります。金環皆既日食という極めて珍しい現象を日本からも体感できるチャンスとなるこのオンラインイベントは、ただの情報を超え、参加者に深い感動を提供することを目指しています。特に、作・演出を担当した大塚健太郎は、日食そのものとの「共演」を強く意識しており、観客はただの支援者ではなく、同じ時間を共有する一員としてイベントに参加できるのです。
過去との対話と未来への希望
『光環ONLINE』は、過去の作品から引き継がれたテーマを掘り下げ、光と影、選択と可能性、そして失われた日々への回顧と希望が絡み合います。「日蝕」という自然現象を借りたこのプロジェクトは、見る者にさまざまな思考を促し、互いの存在意義を再認識させます。大塚氏が語る通り、「太陽の周りを漂うコロナ」というメタファーは、私たち自身の在り方を映し出しているのかもしれません。
公演の詳細とアクセス
ライブ配信は、日本時間で2023年4月20日午前10時45分から始まります。中継中は観測した日食の感動を共に感じ、11時05分からの上演開始を迎えます。この特別な瞬間は、参加者にとって貴重な体験となり、見逃すべきではないでしょう。
公演の詳細やチケット情報は、公式サイト(
劇団あはひのウェブサイト)で確認できます。アーカイブ映像も用意されており、興味のある方はぜひアクセスしてみてください。
未来への希望を紡ぐ作品
この公演を通じて、劇団あはひは新たな可能性を模索し続けています。彼らの作品は、単なる劇や演技を超え、観客と一緒に新しい意義を見つけ出すための旅なのです。2年間の努力と情熱が込められた『光環ONLINE』を通じて、私たちはどのような光景に出会うことができるのでしょうか。そしてその体験が、今後の人生にどのような影響を与えるのか、大いに期待されます。