吉本興業、世界的な認知度を高める
吉本興業が北米のエンターテインメント業界誌「Realscreen」の発表した「Global 100」において、番組フォーマット部門でトップ10にランクインしました。これにより、アジアの企業として唯一の選出となり、現代のエンターテインメント業界における吉本興業の存在感が際立っています。この選出は、吉本興業の質の高いコンテンツ制作が評価された証と言えるでしょう。
「Global 100」は、ドキュメンタリーやリアリティーショー、バラエティ番組など、国際的に成功している制作会社を対象としています。吉本興業は、その中でも特に人気のある『HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル』や『絶対に笑ってはいけない』、『千原ジュニアの座王』といった番組フォーマットを紹介されました。
コメディ番組の力
特に『ドキュメンタル』は、ダウンタウンの松本人志が企画・プロデュースした番組であり、すでに世界23か国で現地版が放送されています。2016年にPrime Videoで配信が始まったこの番組は、2019年にメキシコで「Last One Laughing」としての現地版配信を皮切りに広まり、多くの国で制作されています。特にイタリアやドイツ、メキシコではそれぞれに9シーズンが放送された実績があります。
高評価の受賞歴
『ドキュメンタル』は、2026年5月25日から31日までの週間ランキングにおいて、TVシリーズ部門で世界5位、さらに非英語TVシリーズ部門では1位に入賞しました。また、イギリス版も、2026年5月にBAFTAテレビ賞のエンターテインメント部門の大賞を受賞するなど、そのクオリティの高さが世界中で認められています。
新たな可能性の拡大
さらに、松本人志が手掛けた『HITOSHI MATSUMOTO Presents FREEZE』も、2021年にはアジア・テレビジョン・アワードの最優秀賞を受賞しています。この番組も、日本以外での制作を可能にしており、すでにポルトガル、イタリア、ドバイでの現地版が放送されています。
ポルトガル版は特に人気を集めており、番組の人気を確立しています。今後はスペインでも放送が予定されていますので、ますます注目が集まることでしょう。
世界市場への展開
その他のフォーマットも、アメリカ版の開発や、タイでの現地制作が進んでいるなど、海外市場への展開が加速しています。36年にわたり続いている「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」や『千原ジュニアの座王』も、バニジェイ・エンターテインメントとのパートナーシップを締結し、全国及び国際的なフォーマット販売を進めています。
このように、吉本興業は国際的なメディア環境の中で独自のポジションを確立しつつあり、日本のコメディ文化を全球に広めていく意欲的な取り組みが評価されています。今後も、吉本興業から目が離せません。