カンボジア農村に竹技術の拠点を築くプロジェクト始動！

カンボジア農村に竹の技術拠点「バンブーベース」を設立！

NPO法人earth treeは、カンボジアの農村において竹技術を活用した拠点「バンブーベース」の設立を目指し、クラウドファンディングを始めました。このプロジェクトは、持続可能な雇用を創出し、地域の活性化を図るものです。

代表夫妻とカンボジアの15年の軌跡

2009年に、日本の代表夫妻が180名の旅人と共にカンボジアで学校を建設したことから、earth treeとの関わりが始まりました。この活動は15年間にわたり、カンボジアの教育問題や雇用の問題に向き合い、その解決に向けた取り組みを行ってきました。特に、2021年からはエコ素材を使用した複合型施設「earth tree village」の建設に着手し、学校や工房、宿泊施設の基礎を完成させています。

クラウドファンディングで「バンブーベース」の実現へ

新たなプロジェクト「バンブーベース」は、earth tree villageの隣に設立される予定です。この「バンブーベース」は、カンボジアの地方において、竹建築の技術を広め、地域の住民に新しい雇用を提供します。プロジェクトは2024年1月27日から3月15日までクラウドファンディングを行い、目標金額650万円を設定しています。この取り組みが成功することで、応援してくれる人々の力を借りながら、地域に誇れる仕事を創造することを目指します。

竹を活用した新たなビジネスモデル

「バンブーベース」では、次の3つのビジネスを展開します。

1. バンブーバンク: 竹を売りたい人から正規の価格で古竹を買い取り、適切な処理を施して新しい価値を提供します。
2. 竹建築スクール: 竹建築に関する知識と技術を伝える教育プログラムにより、地域の人々に技能を提供します。
3. 竹商品制作・販売: 日常生活で使える竹製品を製作・販売することで、更なる雇用創出を狙います。

自然素材の力とその持続可能性

今回のプロジェクトでは、自然素材である竹を活用することが重要なテーマです。竹は環境課題を解決する手段となり得る素材と捉えられ、温室効果ガスの削減や環境問題への取り組みとして注目されています。これにより、カンボジアの村の人々に、「誇れる仕事を持ち、持続可能なライフスタイルを実現する」姿勢を提供します。

未来への期待と結束

この「バンブーベース」が生み出すサイクルは非常に大きな影響を持つと考えています。プロジェクトの実現は雇用を生み出し、その結果、運営資金を集めることにもつながります。集められた資金は、女性の雇用拡大や教育の質向上を図るためにも使われます。earth treeが掲げる「みんなで作る笑顔の未来」というビジョンのもと、今後も共に歩んでいくことを約束します。

そうした思いを持って、カンボジアの地方に新たな未来を提供する「バンブーベース」をぜひ応援してください。